100歳まで生きられた皇族が
静かにこの世を去られました。
昭和天皇の弟でありながら、
昭和の時代を庶民目線で
世の中の事を見て来られました。
そこで今日の名言です。
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心で見なくちゃ、
物事はよく見えないってことさ。
かんじんな事は
目には見えないんだよ。
~サン・テグジュペリ~
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この言葉はとても深いと
思ってました。
心で見るとは
どういうことなんだろう…。
何となく分る気がしますが、
説明しろと言われるとうまく言えない。
今日、三笠宮さまの生涯を
ダイジェストで振り返った時、
あることを思ったのです。
真実は自分が納得できて
始めて、自分にとって真実だと。
皇族の環境に身を置くと、
国民の気持ちが分からない。
真の国民の心を知るには、国民と
同じ目線に立たなければならない。
真実を知るために、生涯を
「きさくな皇族」として
過ごされたのではないかと
思うのです。
「かんじんな事は目に見えない」
逆に考えれば、心に届かない、
”目に見える”うわべなことに
惑わされてはいけないってことですね。
心から納得できる事が、
「自分にとっての真実」ですね。
かんじんな事を
見過ごしてはいませんか?
疲れたら、目を閉じて
深呼吸をしてみましょう!