BBフェイスカット(フェイシング)とBBタップ | サイクルショップ金太郎の自転車日記
2008-01-05 20:57:23

BBフェイスカット(フェイシング)とBBタップ

テーマ:自転車
ネットなどでプロショップなどのホームページなどを見てると、必ず出てくるのが「当店はきっちりとBBフェイスカットとBBタップは必ず行ってます」って言葉が踊ってます。


それを見るたびに

ってなってしまいます。

それはなぜか???
これは考え方の違いかもしれませんし、お店によっては全く違う答えかもしれません。
ですのであくまで僕の個人的意見として聞いてください^^



まず僕が個人的に思う事としては、基本的にフェイスカットやBBタップなどは必要ないと思ってます。

まず、それをやる必要性ですが、一般的に言われてるのがBBフェイス部分は塗装が乗ったままなので、その塗装の厚みが原因でBBのシェル幅などが狂ったり、取り付けの際に塗装が邪魔になって真っ直ぐ取り付けが出来ないってものだと思います。

中にはこれをやるかやらないかで、クランクの回転が見違えますよ~って大きく書いてる所もある・・・。

まず現在のBBは主に2種類あるのはご存知ですよね?細かくわけるともっとあるのですが、大きくわけて、昔からあるBB本体とクランクがわかれてる3ピースのもの。



そして最近の主流になりつつある、2ピース構造のもの。
メーカーによっては呼び名は異なりますが、シマノだったらホローテックⅡなど。



実際にBBなどを取り付けた事のある方ならわかると思うのですが、果たして塗装ごときで、BBのセンターが狂ったり、塗装の0.5mm程度?の厚みでシェル幅が変わることで、どんな悪影響があるのでしょうか?

僕が思うのは、それ以上に取り付けるトルクや軸力、部品の精度などの差のほうが遥かに大きいと思うんですね。

また構造を考えた場合に塗装が原因でBBの取り付けが変わるってありえないと思ってるからです。
仮にそんな事があるとしたら、どんな精度のフレーム?って思ってしまいます。

またBBにタップをかけてさらわないと駄目だと書いてて、実際にさらったらこんなに沢山削りカスが出てきたって写真があったりもしますが、BBを取り付ける際に仮に引っかかりなどがあればタップでさらってあげたほうがいいのでしょうが、現在の自転車の精度を考えた場合、ん~って思ってしまいます。


ちなみにジャイアントを始め、パシフィックやメリダなどの台湾で生産されている自転車のほとんどは、BBタップやフェイスカットは必要ありませんと表記されてます。

またそれらの行為を行った場合は保証が効かなくなります。
と表記されてます。

また、それを行わなかった為に出た不具合などがあれば必ず報告してください。
ってなってるのです。

現在のスポーツ用自転車は9割以上は台湾で生産されてます。
センチュリオンはドイツ、ルイガノはカナダ、ビアンキはイタリアとなってますが、作ってるのはOEMで台湾の企業が生産してます。
もちろんジャイアントやメリダなども台湾です。

そんなメーカーのほとんどは一般的に知られてないですが、そのような注意書きがあったりもします。


個人的にフェイスカットを行ってメリットは何か?って言われたら、自己満足だけだと個人的には思ってしまいます。


本来フェイスカットやBBタップなどでさらうのって、昔クロモリフレームが主流だった頃に、クロモリフレームを溶接などをする場合に、溶接の熱でBB部が若干変形したりした場合があったので塗装をする前にそれらを行って塗装してたのがきっかけではないんですかね~?
自分のお店でフレームを製作してるフレームビルダーなどからプロショップへと流れが行ったのではないのですかね~?
そのあたりは定かではないのですが、それを行えるかどうかがプロショップかそうでないかってイメージが定着してる気もしたりします。

実際にフレームビルダーからそのような事は聞いたことあります。

またジャイアントなどに聞いても、その事も当然考えて塗装してますと言ってます。


フェイスカットなどをした場合、起こるデメリットとしては、塗装などが載ってないので錆びの原因となってしまいます。
クロモリフレームなどは顕著に現れるでしょうが、アルミなどでも正確には錆びるので多少なりの影響があると思います。
アルミの場合は鉄みたいに赤く錆びるって事はないですが、錆びとは酸化する事ですからね。アルミも酸化してしまいます。

またうまくやってあげないと、フレームが駄目になってしまう可能性があります。


そんな危険性を考えてどれだけ効果があるの?
わざわざメーカーの保証が効かなくなることをしてるの・・・?

って思ってしまうんですね・・・。


逆に一般車など安い自転車などのほうが精度が悪く、昔ながらのカップ&コーンのBBの場合に、BBの削りカスが原因でBBのベアリング部に削りカスが入り、ガリガリと音が出たり、BBのねじ山の精度の問題で緩みが出やすかったりする気がします。

一般車などでBBタップをかけた事はあるのですが、ルック車ではないそこそこのスポーツ車(完成車)でフェイスカットなどをしなかった為に不具合が出た試しってないんですよね。


DURA-ACEとかのレベルで、塗装みたいにBBとかと比較したら遥かに柔らかいものが原因で不具合が出るってやっぱり考えれないんですよね。
ましてや、ホローテックⅡ以外の3ピースなどの場合でも現在はカートリッジベアリングになってるので、ますます影響がない気がしてしまいます。


BBフェイス部の塗装が仮に思いっきりムラがあり平行になってなくても、ねじ山さえあってれば、ずれることはないし塗装の硬さでBBがたわむってのもどう考えても考えれないんですね・・・。


まあ、この話題は言う人によって様々なんでしょうが、今日ちょっとだけお客様とその話題について話する機会があったので、ちょっと書いてみました。σ(^_^;)

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