2016年設立の資産管理法人が8期目の決算を迎えました。
前年度(7期目)の記事はこちらになります。
法人ステータス
・東京都内本店/愛知県内支店
・法人所有収益不動産: 11棟38室
・口座開設: 5金融機関(都銀×1、信金×3、信組×1、ネット銀×1)、1暗号資産取引所
・融資: 4金融機関(信金×3、ノンバンク×1)
事業内容
(1) 不動産賃貸業
(2) 管理業
(3) 太陽光発電事業
(4) 動産リース(レンタル)事業
(5) コンサルタント、講演など
(6) 暗号資産売買
前年比売上/利益
売上: +30%
経常利益: 営業利益率3.8%(黒字継続)
安全性指標
流動比率: 395%
固定比率: 7,242%
自己資本比率: 1.3% (16.3%)
といった所でした(カッコ内は役員借入金を含んだ場合)。不動産賃貸業主体だと不動産資産とその借入が大きすぎて、自己資本比率は危機的レベルまで低下しました。
家賃収入があっても修繕費、金利などを払い減価償却を引くと利益率は極めて小さいです。しかも今期は暗号通貨の評価額増加分が殆どを占めます。
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設立後の売上推移のグラフです。今期は16号物件が増えたのみで特に物件買い増しをしていないため増加はその分のみです。一方リースは事業縮小しているため減少に向かっています。
今期は物件を買い増すかどうかかなり不透明で、法人での大規模事務所改修を控えているため(長期で償却する予定ですが)、売上や利益はそれほど伸びないでしょう。
来期以降は物件を新規購入するかにかかっており、購入すれば売上が伸びる反面、修繕費、償却、税金で利益は伸び悩むと思われます。役員借入金の資本金への振替は以前から考えていますが結局できていないので、資本改善に取り組みたいところです。
あとは暗号資産をもう一本の柱に育てていくと面白いかもしれません、上がり下がりが読みにくいのが厄介ですが。