4月に入り早々日経平均は4万円を割り込み、調整の月となりました。背景として強い物価・景気指標で米国長期金利が上がり、今まで世界的に強かった半導体セクターが売られ始めたのが流れとして大きかったと思います。
米長期金利は4.6%台と大きく上昇しましたが特筆すべきはドル円で、バブル期以来の160円台をつける自体になりました。これにはすかさず日銀が円買い介入し、FOMCで少し円高に振れた所に追撃介入することで153円まで一気に巻き戻す粗っぽい展開です。個人的には円高になった所はドル転チャンスとしか思いませんが。
4月の指標としては日経PBRは1.5台、PERは17弱と前月と大差ありません。直近の売買動向は海外投資家の買いがおさまり個人の買いが増えています。裁定取引残高は買い残が2兆円付近と前月よりは少々減少し、VIX指数は14台、F&G Indexは39とまだ調整局面の名残りが残っています。
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5月3日時点での米国個別株・ETFのPFです。
3月の米国株口座評価額(投資信託含む)は+138万円、入金額が50万円だったので、実質で+88万円と幅は縮小しましたがプラスが継続し、月次では4勝0敗となりました。
今月はAI収益化に遅れ競合の問題もあって見通しが難しくなったADBEを全売却、その分他の銘柄に少しずつ振り分けました。PFが一つシンプルになりました。
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投資信託のPFです。eMAXIS Slim(オールカントリー)を10万円/月を新NISAのつみたて枠での積立買いを行い、楽天ポイントで随時USA360を購入してます。
評価額は1,248万円、トータルリターンは+441万円と評価額は増えましたがリターンは減少です。今月から初めてNISA成長枠への投資を開始しました、対象は同じくオールカントリーです。
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次に、4月の配当状況です。
4月の米国株配当額は735ドル(手取り527ドル)で、JEPI、KO、LMTの3銘柄から配当金(分配金)がありました。
2015年以降の米国株の月別配当金推移です。4月の配当金額は前年同月を上回りましたが、ほぼLMTの配当がずれこんだ影響です。
配当管理アプリでの日本株・米国株の年間配当推定額は279万円とPF組み換えと円安で先月から増加しました。
4月の日本株配当金(分配金)は1件のみでした。
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5月2日時点でのメイン口座日本株ポートフォリオ(概ね評価額60万円以上の銘柄)です。
4月のサブ口座含めた日本株全体の損益は+9万、入金が30万だったのでトータルで-21万と前月から再びマイナスに沈み、月次で2勝2敗になりました。取引としては米国債下落で2621を買いました程度です。
2024年に入ってからの日米株式評価額の年間推移です。4月は一時的に大台を割る局面もありましたが、その後何とか前月末くらいの水準に回復しています。
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idecoと暗号資産の投資状況です。
idecoはトータル23,000円/月、楽天VTIとたわら先進国に半々に分ける設定で積み立てています。含み益はわずかに減少し、両者のパフォーマンス差も縮まりました。
暗号資産は二段階認証トラブルでログインできなくなってしまい、対処中なので画像なしです。多分先月からは下落してます。