先週各国中銀の重要イベントが過ぎ去った後は、売買金額が減少しボラティリティーが低下していきました。そんな中でベルギーのテロが起こり一旦はリスクオフになりましたが、昨日の米国・欧州の休場で再び方向感が弱まっています。
個別ではある程度織り込まれていたとは思いますが、三菱商事、三井物産の2大商社株が資源安&赤字で大幅下落し、自分も多少なりとも影響を受けてしまいました。まあ長期的には買い場だと思えるのでこのまま保持します。またこの2社の決算下方修正の影響で日経予想EPSが大きく下振れているのには注意したいところです。
為替に関しては多少の動きがみられており、ドル円で言えば2月以降何度か底値を試した後の直近上昇となっており短期目線では強い形だと思います。円高脱却に弾みがつくか期待したいところで、せめて1月下旬程度の水準には戻って欲しいところです。
3月3週も海外投資家の現物株売りが止まりません、一方で国内の個人やGPIFは買い越しています。株価変動や売買出来高は少なく、今のところ拮抗していて買い支えが成り立っていると思われます。動きが少ない中、日銀のETF買いは半月以上冬眠状態で余力を温存しています。
選挙対策、GPIF支援のためタイミング良く消費増税延期&財政出動や追加緩和というカードを切ってくるか?政府・日銀の投資家的目線で言うなら、海外投資家の円買い・日本株売りを十分引きつけたところ(踏み上げられるときついタイミング)が介入のチャンスと思えます。
株式週間収支(前週末比) +417,039 (+2.1%)
株式月間収支(前月末比) +2,229,937 (+12.5%)