本日はインスピレーションについて

論じさせて頂きます。

作曲する際、誰しも

モチーフ(動機)と言うものが

存在しますが、

私自身に

モチーフを掻き立ててくれるもので

他芸術というのは

もはや切っても切り離せません。

前回ブログで提示させて頂いた

七大芸術がそれです。

その中でも

かつて私自身が

多大なインスピレーションを享受し

作品を創出させて頂きました

もののひとつから

映画作品をご紹介させて頂きます。

ソビエトの映像詩人

アンドレイ・タルコフスキー氏の

『僕の村は戦場だった』

です。

この作品で私自身が

インスピレーションを受けたのは

主人公の少年、兵士、看護婦など

登場する人物の

戦場という絶望の闇の中で

ストイックに生と向き合う姿が

神々しいばかりの

美しさを放っている点。

さらにこの作品のテーマであろう

戦場という

グロテスクリアリズムと

幻想シーンでの

眩いばかりの美しさとの

''対比''が実に見事で

私自身、

魂を揺さぶられました。

皆様も機会がございましたら

是非、鑑賞して頂きたい

珠玉の作品です。