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「Prince Caspian」 C.S.Lewis

ナルニア国シリーズ第4弾。(日本語版では2冊目、「カスピアン王子の角笛」)

「ライオンと魔女」の中で活躍した4人の子供たちが、1年後またナルニア国へたどり着いたのですが、そこは4人が知っているナルニアの地ではなくなっていました。
彼らの居城は廃墟となり、そこにはアスランの姿もありません。
彼らをナルニアに呼び寄せたのは、かつてスーザンのものだった角笛だったのですが…。

映画化したばかりだから、読んだことのない人も大体の話は知ってるかもしれませんね。
私も先に映画を見ていたんですが、ちょっとイメージが違いました。映画のカスピアン王子は、悲運のイケメン王子の設定でしたけど、本の中ではまだ子供っぽい少年って感じ。スーザンとのロマンスも映画用の設定ですね。

他にも「映画では違ってたな」と思ったところが多々。
でもハリー・ポッターシリーズの映画よりは物語に忠実だと思います。主要キャラは全て出てきてるし。
ナルニアに限らず、物語を完全映画化するのは難しいってことかな。