私は基本的に文系科目担当なんですけど、小学生の算数も担当することがあります。
小学校の算数くらい簡単!なーんて思ってはいけない。
簡単なこと程、説明は難しいのです。大人には当たり前(?)に分かる数や計算も、小さい子には大変なんですよね。

解説の仕方を考えている時に思うのは、「自分はどうやって理解したんだっけ??」ということ。
悲しいかな、さっぱり思い出せません。昔のこと過ぎる…。
ただ私の場合言えるのは、算数の力をつけたのはそろばんのお陰ということでしょうか。

小学校2年から中学1年まで、週に2~3回珠算学校に通ってました。
学習塾やその他習いごとには無縁の子供時代だったので、通ったのは唯一そろばんだけ。
実用的なことを将来のために身に着けさせようという親の方針です。大人になってみたら、仕事でそろばん使ってる人なんてほぼいない時代になってましたけどね。
厳しい先生の教室だったおかげでそれなりに上達し、計算もそこそこ得意になったし、算数も結構好きだったかな。

そろばんを習ってたことがある人には多いのでは思うのですが、簡単な計算をする時、頭の中で無意識にそろばんをはじいていませんか?手を動かしてそろばんを使ってるみたいにしちゃったりしませんか?
私は未だにそうです。

では、そろばん未経験の人はどうやって暗算の計算をしてるんでしょう?
計算というものをそろばんで身につけた私は、その辺のところがよく分からないのです。なので、計算が苦手な低学年の子に解説をする時、もどかしい思いをすることもしばしば。
まだまだ未熟な講師ですよね(T_T)

小さい子の授業は難しいけど、やんちゃな子も多いけど、可愛さも抜群。いっぱい正解できるようになってくれると、こっちも嬉しいし。もっとわかりやすーい解説のできる先生を目指したいと思います(^_^)/