おはようございます。ボストンは快晴で気温も25度くらいでやっと暑くなってきました。


卒業して、卒業旅行から帰ってきてから昨日までの大体1週間くらいは非常に忙しい毎日でした。


家具の写真を撮って、Craigs ListやBoston Internet Communityに載せて、それに寄せられたメール(詐欺師を含めて)の対応から始まり、車を売る交渉や、パッキング、その他諸々やら無ければいけないことが多かったです。


中でもCraigs Listから来た詐欺師の話はうけます。非常に凝った詐欺の仕方で、ある意味勉強になりました。もしCraigs Listで家具を販売する機会があったら下記に注意してください。


①実際に会えない人とは一切取引しない。
②キャッシュ以外の取引をしない。(車などで金額が大きくてどうしてもと言う場合は、必ず銀行に同伴して、一緒にチェックをRedeemしてください)。
③運送コストに一切タッチしない。
④複数のメールアドレスを使用している人は全て詐欺師と思った方が良い。
⑤取引に違和感を感じても、これがアメリカでの普通の取引の仕方なのかな、と勝手に納得しない。自分が安心できる方法を貫く。それ以外はNG。まじでこれ鉄則。


私も、ネット業界出身なので、別に普通のオンラインでの取引なら問題ないじゃん、と思ってました。が、Craigs ListにおいてはそれはNGです。詐欺の手口は私のときは、チェックを送るとか、PayPalで支払うとかではじまり、チェックは偽装なのは容易に想像が付きますが、なんとPayPalに関しても、偽の振込み確認メールを送ってきたりします。差出人の名前がPayPal.comとなっているんですよ。そして内容もあたかもオフィシャルなメールに一瞬見えます。しかしよくよく見てみると送信者のメールアドレスが@paypal.comとかではなく変なアドレスだったりするんですね。典型的なパターンは、支払い時に運送料も合わせて振り込むと言い、運送会社の名前は明かしません。そして、振込み後(偽の)にそのうちの200ドルを下記の口座に振り込めば(大概Western Union Office)、運送会社がピックアップしにこれるからそれを持って取引成立とするみたいなことを言ってきます。とにかく、似たような内容のメールを見たら、必ずNoと言うなり無視するなりしてください。私も⑤のような状況に危うく陥りそうになりました。心理として、もう日にちも無く、どうしても売りたいという気持ちが大きいので、多少の疑念があっても話を進めたくなってしまいます。そのあたり素人の心理を付いて巧妙です。


しかしそれも無事終了しました。車をディーラーに提示価格から$4500高く売ることに成功したため(同じタイミングで株がバコンと下がったので相殺されちゃってますが)、もはや家具なんて売れても売れなくてもどうでも良くなってしまいましたwww


また、昨日はアメリカ留学初年度にお世話になったEFボストンにて、今のPreMBAの生徒達にスピーチをしてきました。先日お別れを言いに訪問した際に、私の担当をしてくれたディレクターにリクエストされたからです。


教室でやったんですが、まさか2年後に自分が先生の側の席に座ってみなにスピーチするなど想像してませんでした。やはり5年後の人生を逆算することなど不可能なんです。というか逆算できてしまうような人生はつまらないんですよ。


それにしてもお世話になったEFにある程度の恩返しが出来て本当に嬉しかったなー。またボストンに来たら遊びに来よう。


さて、それでは今日も銀行に行ったり色々忙しいのでこの辺で。