栃木旅行の備忘録と気づいたことを残しておきます。

 

 

【費用】

今回は11月4日(月・祝)~8日(金)の4泊5日の旅行でした。

 

算出にあたっては毎回「家に帰るまでが遠足」方式で、自宅を出発してから自宅に戻るまでに使った全ての費用を含みます。

 

 

【支払方法別】

①現金          20,410円

②クレカ、電子マネー等  45,990円

③ポイント、優待券払等    24,565円

④合計                    90,965円

 

キャッシュレス割合【(②+③)/④】 77.6%

タダ活割合    【③/④】      27.0%

 

 

前回の十勝旅行でタダ活率30%を超えましたが、今回は27.0%に終わりました。

これは給油回数が2回(両方タダ活)と少なかったのと、クレジットカード使用額比率が高かったのが原因です。

 

給油は2回ともタダ活(dポイント使用)でしたが、一番使いたい支払い方法であるクオカード払いは、検索しても使用可能店が経路付近に全くありませんでした。

 

クレカの使用回数はわずか2回で、それもレンタカー予約時事前決済とJR切符(往復全区間を一括購入)という高額2回で、栃木県の現地では全くクレカを使用しませんでした。

 

日光は世界的観光地ですが、想像していた以上に現金社会でした。

華厳の滝においては携帯電波すら来ていませんでした(楽天モバイル)。

これは外国人相手のキャッシュレス決済だとトラブルが頻発するのと言葉の問題でトラブル対応ができないからだと考えらえます。

レンタカーも「外国人お断り(翻訳アプリ使用でもNG)」という店が多かったです。

 

 

それでも約3割引きで旅行できたと考えると上出来でした。

信販系ギフトカードは今後も宿泊にできるだけ使っていきたいと思います。

 

 

 

【支出項目別】

①交通費  51,828円

②宿泊費  21,957円

③食費   10,080円

④観光費      7,100円

 

合計     90,965円

 

 

 

交通費(鉄道・レンタカー) 

 

①の内訳は鉄道運賃が31,030円、レンタカー14,960円、ガソリン4,538円(給油2回、26.07L)、駐車場(2回)1,200円、レンタサイクル100円です。

前回(十勝旅行)と同様に総費用の半分以上が交通費でした。

栃木到着後の移動は全てレンタカーで、現地払いの鉄道、バスは一度も使いませんでした。

 

東海道新幹線は黙っていても客が入るドル箱路線のため魅力的な企画切符が無いうえに、それすらも早々に予約が埋まっており検索するのが時間の無駄に思えて、普通に現地までの往復切符を買いました。

 

 

ちなみに、JR東日本だと株主優待券で片道4割引、JR西日本では5割引になるのに、JR東海はわずか1割引(ただし最大2枚=2割引まで可能)です。

ちょっと渋すぎる。

 

 

JRは会社を跨いでも片道601kmなら往復割引(乗車券が1割引)が使えるので、これが一番現実的で実効性のある方法だと思います。

501kmではなく601kmというのが曲者で、東京から新大阪はもちろん、神戸まででも割引適用にギリギリ届かない距離に設定されています。

恐るべしJR東海。

 

 



レンタカーは紅葉シーズンの日光で4日連続で借りるのは困難です。

ピーク時期から少しずらして、観光地から離れた場所で探すのがお奨めです。

私は鹿沼か矢板で探して、最終的に矢板市で手配しました。

 

 

宿泊費 

 

 

宿泊費は4泊のうち2泊は朝夕2食付きの値段で計算しています。

1泊目はサムティの株主優待、食事付きの2、3泊目はいずれも1万円以下、4泊目の民宿においてはわずか3,000円と宿泊費は抑えられつつ、特に不満も感じなかったので良かったです。

レンタカーと同様にピーク時期から少しずらして、観光地から少し離れた場所で探すのがポイントかと思います。

 

日本駐車場開発のコテージ無料宿泊は、予約開始日の午前0時と同時に予約を試みましたが、瞬殺で空いている日がなく、この優待は自分の中ではゴミ確定です。

 

 

 

 

 

食費 

 

食費については毎回同様に日没までは観光優先で食事抜きであること、今回4泊のうち2泊は2食付き(宿泊費に計上)であったことから、全部でほぼ1万円という低額ですみました。

 

観光地で目についた現地名物の買い食いはちょくちょくするのですが、海なし県は名物に高額な食べ物があまりなく、ほとんどがB級グルメなので食費がかかりません。

早朝からのレンタカー行程では、翌日に備えてほとんど飲酒、夜食もしないため自然と出費が抑制されます。

 

 

観光費が低いのは、レンタカーで一日中広範囲を滝などの景観を求めて周遊する自分の観光スタイルだと、あまり観光費用を使わないためです。

今回はロープウェイやリフトなどに乗る機会がありませんでした。

 

 

総額10万円以下はかなり低く抑えられたと思いますが、もう少し食事に使いたかったです。

 

 

 

 

その他気づいた点 

 

ピークを外して行ったとはいえ、まだまだ紅葉シーズンで車の渋滞はありました。

道路渋滞は想定していったのですが、それよりも駐車場が満杯でなかなか入れないことにストレスを感じました。

「華厳の滝」はそもそも滝なんて平地のない山間部にあるものなのに、無理やり切り開いて土地を造ってきた場所です。

観光客数に対して駐車場キャパがまったく足りていません。

華厳の滝でそんな目にあったので、翌日の日光東照宮は早朝行動をしたので楽に駐車できました。

東照宮付近は華厳の滝よりは駐車場が多くありました。

 

 

栃木県は自動車の普及率が 97.8%(全国第 1 位)という車社会なので、観光地に関係なく夕方などは通勤者で市街地付近は特に渋滞します。

おそらくバスも時刻通りには動かないと思います。

時間に余裕を持った行動をお奨めします。

 

 

 

鉄道移動について、新幹線は自由席を取って正解でした。

 

東海道新幹線は往復とも乗車駅が始発駅(新大阪と東京)だったので座れるだろうという予想と、指定席は隣人ガチャがあること、最近はトラブルで頻繁に止まるのでその危険性からフレキシブルに対応できるからです。

当日乗車後に自由席がいっぱいなら、車掌に追加料金を払って指定席に乗ればいいと考え自由席にしました。

今回実際に、東北新幹線のトラブル遅延があったことで確信したので、次回からもこの方針で行こうと思います。

 

 

また、新幹線に久しぶりに乗ったのですが、「鉄道移動ってこんなに疲れるものなのかな?」という印象を持ちました。

飛行機は空港までの移動が疲れるし面倒だと思っていたのですが、余裕を持った行動ができて空港で座って待つ時間が長いため自然と着席休憩をはさむことになり、鉄道移動よりマシに思えました。

 

 

「飛行機より鉄道のほうが安くて、トラブル遅延が少ない」というイメージも消えており、長距離移動に鉄道を使うメリットを感じなくなりました。

今後は飛行機中心の行程を考えたいと思います。

 

 

 

長きにわたって綴った栃木旅行記はこれにて終了です。

お読みいただきありがとうございました。