株式相場がとんでもないことになっています。

正直、短期にこれほど下がるとは思っていませんでした。

 

 

8月5日の日中の値動き推移(日経平均の横のグラフ)を見ると、午前中は一進一退という感じでしたが、午後から持ちこらえられなくなった人や辛抱できなくなった人が投げたり、信用取引の強制ロスカットなどで徐々に崩れた感じです。

 

 

 

過去の暴落時は「この日」というピンポイントで引き金になるニュースがありました。

ライブドアやリーマンブラザーズの企業破綻、東日本大震災、米国同時多発テロなどです。

新型コロナの時は「この日」というのはないですが、出来事としては明確にありました。

しかし今回はわずか+0.25%の利上げ。

その小さなニュースがこんな暴落のきっかけになるなんて誰も予想してなかったと思います。

 

 

これまでのように「〇〇ショック」と命名するとしたら、きっかけとなった出来事のインパクトが弱い。

「バブル崩壊」、「ITバブル崩壊」の時のように、「あの期間何があった」という割と大きな期間での後付けの命名になると思います。

 

 

 

1日あたりの下落金額の記録を調べてみました。

ワースト3のうち2つがこの直近2営業日連続で起こりました。

自分の株歴ではワースト10のうち3つ、ワースト20のうち8つを経験していることになります。

 

 

 

 

下落率は8月2日(金)-5.8%、3日は(月)-12.4%で史上2位でした。

2日は下落金額ランキングだと上位なのに、下落率だと20位にも入らないザコ下げです。

 

 

自分の株歴ではワースト10のうち7つ、ワースト20のうち11個は経験していることになります。

 

 

信用取引やアルゴリズム取引の比率が大きくなると、一度大きく下がると売りが売りを呼んで大きく下がります。

2日連続で歴史的な下げだと追証で投げた人も多い感じです。

昔は簡単に注文が出せなかったし、場中の値動きは一部の人しか見れませんでした。

株知識がない人が大勢参加し、ネットの普及で誰もがどこでも相場を見れて注文もできるようになったことがこういう暴落に拍車をかけるというのも皮肉です。

 

 

しかし、私個人はこの2営業日の株下げに対して焦りの気持ちや売りたいという意欲が全然湧いてきませんでした。

数々の下落相場を経験したことで、自分でも気づかないうちにメンタルがかなり鍛えられている気がします。

 

 

株を握る力はチンパンジー並みかと思っていたら、いつの間にかゴリラ握力の養成に成功していました。

 

 

実際はチンパンジーは赤ちゃんでも70キロから80キロ、大人になるとおよそ300キロも握力があるということです。

ちなみにゴリラの握力は400~500キロです。

 

 

 

 

これからもっと下がると予想していますので、まだ買いの手出しはしません。

というより、7月からチョコチョコ買い下がっていたので、資金を残しておくためしばらくお休みです。

 

 

今の状況ではもう笑うしかありません。