Di2化シリーズですがついでネタ。ヘッドパーツを整備しておこうと思います。今回もDi2は出てきません。
ケーブルがないのでハンドルを宙ぶらりんしなくていいですし、あっさりフォークが抜けます。
ミノウラのレールスタンド。アタッチメントでリヤのアクスルでもきれいに固定できます。便利。
ヘッドのベアリングもBB抜きツールで抜けました。こいつもホント便利w
規格モノなので購入はできそうだったんですが高い…。ベアリングが2000円とか4000円て…。
外観には腐食が出ていますがガタはありません。今回は再利用したいと思います。回転性能が必要な箇所では無いですし。しかし雨や洗車の水分やさらに過酷な汗(=塩水)に晒される箇所なのでグリスは入れ替えておきたいと思います。
シールドベアリングなので針を使ってシールを外します。
(ここからグリスで手がベッタベタなので写真無しw)
シールを外したらエアーでざっくりグリスを飛ばします。残ったグリスはシンナーに漬け込んで溶かして除去。その後パーツクリーナーとエアブローで完全除去。
チキソグリースを片側から指で押し込むように入れて行って反対側からはみ出してきたら終了。
シールを元に戻して完了。簡単にはまります。
ハブなど回転箇所のベアリングだとチャネリングを行って余分なグリスを飛ばした方が回転が軽いです。
ベアリングの内部では鋼球が回転しながら移動するのでみっちりグリスを充填すると鋼球がグリスを押しのけながら移動することになるため回転が重くなります。
ただヘッドパーツのベアリングはハンドルの切れ角せいぜい左右に90°動けばよいだけですし軽く回る必要もありません。それよりもフォークからの突き上げに対する耐衝撃性とか水や汗への耐水性を狙ってギッチギチにグリスを詰め込みシールで封印しましたw
まあ今後グリスが溢れてフォークに垂れてきたりしたらこの整備の方法は失敗です。要経過観察、ちょっと実験です。
下ベアリングも同様にグリスを完全入れ替え。
フロントフォークを取り付けますが、ベアリングのグリスを信頼できるものへ変えたのでこれまでより与圧を高めにかけて剛性アップを狙いました。
さて、次回からやっとDi2化作業ですw