桜がきれいな季節になりましたね~。
日本の四季の美しさを一番感じる季節のような気がします。
桜を題材にした歌が多いのもその現われなんでしょうね。


今年は年明けそうそうから忙しい日々が続きました。
時間的にも精神的にも。
重症患者さんのリレー状態で、一人が落ち着けば、また新規の重症患者さんが現れて・・・。
みんながみんな、元気になればいいんだけど、そういうわけにもいかなくて。


永遠かと思われたそんな日々も春の訪れとともに落ち着いてきました。
やっと時間的にも精神的にもゆとりが出てきた気がします。



上記、題名はそんな忙しい真っ只中のこと。
あれは朝からの手術が長引いて夜までかかったときのことでした。
ふと気がつくとなんとなく胸苦しい感じ。
最初はよく原因が分からなかったけど、脈をはかってみると120を超えている。
感じてた胸苦しさは頻脈に伴う動悸でした。


久しぶりに体験した動悸。
自分たちが危険を感じる脈拍はだいたい140以上くらいから。
患者さんの脈拍が120を超えてもあまり神経質になることはない。
でも意外に120でも具合悪いことを感じた。


結局、手術が終わるまで4時間以上頻脈は続いた。
手術が終わって落ち着いたら心電図とってみようと楽しみにしていたらいつのまにか治っていた。
12時間以上、飲まず食べずだったんで低血糖発作だったのかなぁ?

手術のたびに動悸してたら心臓外科続けられないなぁ~
なんてこと考えたけど、その後一切動悸はなくなりました。
明日も元気に手術にはいる予定です。
30過ぎて疲れやすくなったと思ったけど以外に体は丈夫なようです。


追記
先日、食中毒なりたての日に手術にはいることがありました。
いわゆる嘔吐下痢症です。
そのときのつらさに比べたら動悸はかわいいもんでした。
たまに体調くずすと患者さんのつらさが良く分かる気がします。
健康って大事ですね。