東福寺 仲夏 | cvq243のブログ

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           (ぜんさつや かたをはみだす こけむせり)

 

 

       東福寺伽藍図(安土桃山時代?)  

 

 

     方丈拝観受付     

 

 

    東福寺本坊庭園 東庭    

 

   東司の柱石を、北斗七星の形に配してあります。

 

 

     書院・庫裡   

 

 

    南庭      

 

   蓬莱・方丈・瀛州・壷梁の四仙島が配されています。

 

 

    瀛州(手前)蓬莱(右奥)    

 

   立てた石に対して、長石でバランスをとっています。

 

 

   恩賜門の手前に壷梁、遠くに方丈     

 

 

   八海の砂紋に瀛州、蓬莱、壷梁、方丈が浮かびます   

 

 

     昭憲皇太后恩賜の亀岡末吉設計の唐門       

 

 

    五山    

 

   苔の築山で京都五山を表しています。

 

 

                

 

   苔と白砂の境の線が、南東から北西へ直線にしてあります。

 

   東西南北の庭は一体ですので、西庭への導線の役割をしています。

 

 

   方丈から通天橋への通路     

 

 

    西庭(井田の庭)     

 

   手前の苔は源氏雲ですネ。

 

 

             

 

   葛石の囲いにサツキの刈り込みの大市松模様の庭です。

 

   北庭と連続する北西の大市松です。

 

 

     通天台     

 

   伊勢湾台風で倒壊した春屋妙葩の架橋した

 

   旧通天橋(室町時代)の一部が通天台です。

 

 

       北庭へ   

 

 

               

 

   大市松から続いてきた感じの北庭(小市松の庭)です。

 

 

                 

 

   市松模様が東に向かって消えて行きます。 

 

   昭和14年に重森三玲が完成させた方丈庭園ですが、

 

   本坊内の材料を再利用する事を条件にされ、

 

   敷石や葛石、柱石が庭に利用されています。

 

   

                  

 

   斬新な重森氏の石を立てる手法は、

 

   光明院・竜吟庵・松尾大社等で見受けます。

 

   本坊庭園は、釈迦成道八相に因み、

 

   当初は八相の庭と呼ばれていました。

 

   北斗七星・蓬莱・瀛州・壷梁・方丈・五山・八海・市松で、

 

   八相を表します。

 

 

        什麼(じゅうも)      

 

   什麼は、どのような?という意味の中国語です。

 

   「お前は何者か?」と突きつけてきてます。

 

      ‥‥‥  答えに窮しますネ!