(ろうはつや はこにぐんしゅう きんのかく)
臘八とは臘月8日、つまり12月8日のことで、
釈迦が悟りを開いた成道(じょうどう)の日を指します。
成道会、臘八会と称し寺院にとって重要な日です。
開門前に並んでいた人々が入っていきます。
総門の脇に門番所が有りますので、
昔はここで要件を聞かれたんでしょうね。
史跡・名勝庭園、世界遺産 金閣 鹿苑寺。
臨済宗相国寺派、北山鹿苑寺が正式名称です。
庫裡の鬼瓦の目でよくお子様と遊びます。
初めは目を閉じていますが、近づいて行くと目が開きます。
たわいない事ですが、一度お試しあれ ‥。
二階は岩屋観音と四天王、天井には迦陵頻伽。
金閣は舎利殿で有り、そして観音殿です。
先代の金閣寺執事長の江上泰山和尚が、
金閣から見る庭が素晴らしいと仰ってました。
一度上がってみたいものですネ。
足利義満は北山山荘を観音菩薩の浄土に見立て、
ここで後小松天皇を招き船遊びをしています。
征夷大将軍・太政大臣・准三后・
足利義満は「位人臣を極める」ですネ!
陸舟の松は、西方極楽浄土へ向かう帆掛け舟に仕立ててあります。
床は漆ですが、壁、天井は金箔が貼ってあります。
お釈迦様の舎利が安置されていますので、金閣は舎利殿です。
仏陀の教えに感謝し、お詣りしたいものですね。