(はるのてん まとうだいとう みょうまんじ)
顕本法華宗総本山妙塔山妙満寺は、日什上人が
室町六条に創建したのに始まります。
火災や兵火に何度も焼失しますが、昭和42年に
寺町御池から岩倉へ移転して来ました。
塔頭として成就院・正行院・法光院・大慈院の四ヶ寺があります。
妙満寺が寺町にあった頃の「中川の井」です。
今出川が東京極川として寺町通りを南行し、
六条付近で鴨川と合流していましたが、
二条から上流は中川と呼ばれていました。
藤原道長の法成寺付近の流れで、源氏物語にも
中川の渡りとして、しばしば出て来ます。
車椅子の方は、本堂へは昇降機に乗り換えます。
この設備に200万円程かかったそうです。
釈迦成道の地、ブッダガヤの大塔を模して昭和48年に築かれました。
四面の外壁に486体の釈迦如来像が嵌め込まれています。
釈迦入滅がBC486年だからでしょうか?
ブッダガヤの仏足石とよく似ています。
成道の地の大塔の横ですので、菩提樹は相応しいですネ!
豊田佐吉氏以来、トヨタ家は妙満寺の檀家です。