(うぐいすの こえにききほれ みょうけんみち)
満願妙見宮は、三宝寺の境内の山の中腹にあります。
「戌の妙見さん」「鳴滝の妙見さん」とも呼ばれてます。
浄行菩薩にお参りして石段を行きます。
開山の日護上人作の釈迦如来と千体阿弥陀仏です。
日護上人は、仏師でもあり、当寺にも多くの作品を残しています。
ひと月、日替わりで、三十の神が護ってくれます。
賀茂明神二体を入れて32体が上人作です。
ここでは、最上稲荷は大黒天の眷属で、荼枳尼天です。
この塔を撫ぜると良縁が得られるそうです。
それぞれの干支に手を合わせば、その干支の方角をお参り出来ます。
六芒星に北斗七星、なにやら底知れぬパワーが感じられます。
妙見とは、全ての善悪、真実を見抜くと言う意味です。
日護上人作の妙見菩薩像は、秘仏です。
東宮御所から贈られた、花梨が参道両脇に植樹されています。
浄行菩薩の洗心殿、釈迦如来、千体阿弥陀、忍辱の鐘、三十番神、大黒天、荼枳尼天と
お参りを重ね、心を清め妙見菩薩へ、願い事も叶いますネ!
妙見菩薩は、運気を上げ、招福など様々な御利益が期待されますが、
日蓮宗で祀られるのは、法華経の守護神だからです。
ーーー どおりで鶯が迎えてくれた訳です。 ?