1級の技能検定を受検される方から、わりと多くご質問をいただく内容なのですが、

 

(論述の過去問をやっていて、何を書けばいいのか…どうも行き詰ってしまうんですよね…)

(どう書けばいいのか、どこまで書くことが必要なのか、求められているレベルがわからない…)

 

といったもの。

 

不確かさに不安が募るのかもしれませんし、

正答や模範解答などがない中で、お手本となるものがなく困りますよね。


そしてあっという間に試験日が迫ってくるので、質良き情報が無い無い尽くしの耐乏生活です。

 

1級ホルダーの方に模範解答みたいなものを示され、

それを真似したのに全然ダメだった…

なんてご経験をされた方もいらっしゃるでしょう。

 

勿論、逆に1級の人から教えてもらった解答をそのまま基本にして記述して合格基準になんとか到達できた…

なんて方もいらっしゃいます(苦笑)

 

さて、

例えば上記の後者ですが、そうした解答の書き方等は、

その後、本当に現場などで後輩(リアルな事例相談者)等に教えてよいものなのでしょうか。

それは本当の事例相談者を通し、様々なクライエント援助に役立つ技術なのでしょうか。

 

私が感じるのは、恐らくそれは柔軟さ、しなやかさに欠ける表層的なテクニックであり、

ご本人の中からでてきたものではないので、実技として非常に危険であるといえるかもしれません。

※私がある一面をみて感じたことであり、そうでないことも多々あると思います。

 

今回のブログタイトルに記した

「1級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の対策方法について」

その答えとして私が考えるのは、独学、そして実践が全てであると思います。

 

独学とは、

様々な研修や講座、講義等に参加しないことを意味しているわけではありません。


研修や講座を受講してわかった、気づけたというようにそこだけで満足するのでは不味く、

今の自分にできること、できないことなどを整理して、その後の独学で具体的に進めていくことが大事だと考えています。

その振り返りに全てがかかっていると思うのです。

 

対策方法は、その独学にポイントがあるでしょう。

 

あくまで私のやり方の一例ですが、


事例指導面接を受けようと考え、自分で本気になって事例記録を纏めてみてください。

※1級の論述過去問の文章量程度のものでも良いです。

 

出来れば、その記録をもって様々な方のもとに行き、

スーパービジョンか事例指導面接を受講されることを推奨します。


もし何かしらの事情からそうした行動がとれない場合は、

ご自身でその記録をみながら、相談者の問題、事例相談者の問題、

そして他にどんな方策が相談者支援に役立ちそうか、


それは記録に書かれている方策と比べて何が異なるのか、どうしてその違いがあるのか、

事例指導者となりきって考えてみることでも良いと思います。

 

事例記録をまとめる際の事例自体をお持ちではないということであれば、

日頃のお仕事を事例としておこしてみても良いでしょうし、

昔のロールプレイの記録などを引っ張り出してきてもよいかと思います。

 

そうした実践的ワークを自身で行う努力をしていくことが、

試験でも、実際の活動にも絶対にお役に立つと思うのです。

 

研修や講座に参加される時は、

ご自身が今何ができていて、何ができていないのか、

それはどうしてなのか、

等々の課題を見つけて参加すること、

若しくは、

参加されながら、その場でご自身のできているところ、できていないところ、

それがどうしてなのか等、その場で自己評価し課題を持ちかえって取り組むことでも良いでしょう。

※本来はそれを永遠と繰り返して回していくことが必要です。

 

要は、検定試験の対策は、実際の実践力アップの対策にも置き換えることができるわけで、

試験だけのために準備や勉強をした表層的な内容では、もしかしたら安定感が弱いと思います。

 

試験を受けるからというわけではなく、

今の自分にフィットする学び方を考え、実践をイメージして学べることが、

結果、合格がついてくる一番の方法なのではないかと感じます。