第9回1級キャリアコンサルティング技能検定の学科・論述試験日まで、
丁度8ヵ月ほどとなりました。
受検を考えている方は、
徐々に学習計画を具体的に進めてる方もいらっしゃるようです。
漠然とした不安や課題を抱きながら月日が経つことに任せてしまっていると、
何も具体的になっていかないものだと思いますので、
ふと何か気になったときに、如何に行動に移すことが重要か、
改めて考えてみる機会を創ることも必要だと思います。
周囲の人や情報等に影響を受けることもあるかもしれませんが、
ご自身の意識が一番重要です。
今年度に入り、既に20日以上が過ぎ、
改めて一日一日を意識し、大切にしていく必要性を感じます。
私個人的には、何故か、特にここ最近、
本当に時間が早く過ぎていく感じがしてなりません。
これまでも、
毎日慌ただしく過ぎていくことが続くなぁ…
なんて、なんとなく感じていましたが。。。
それが日に日に加速している感じです。
やりたいことは山ほどあるのですが、
結局、プラン通りにいかず、
ひとつもやれた気になれないなんて日が続くと、すごく焦ります。
いつもより1時間でも早く起きて、
学びや仕事をとにかく早くスタートしよう!
そんな風に思っていても、それ以上にやることが増えてしまって、
結局は取り返すことができず、どこかで根拠のない(なんとかなるさ精神)がでてしまう。
本来、楽観主義者ではないはずなのですが、
そんな自分も中に存在しているということでしょうか。
皆さまはいかがでしょう。
さて、テーマの本題に入りたいと思います。
1級キャリアコンサルティング技能検定の論述試験の視点について書いてみます。
このブログでは何度か書いてみたのですが、
CC論述試験について、実技試験であるという視点を忘れずに考えていくことのポイントを整理すると、
・解答用紙に記述していないければ、実際にやれていない(やっていない)ことと同じになること
・相手がいない(事例記録だけの)状況で、実際を考えて仮説を立てていくこと
・相手との関係性を深め、対話を重ねていきながら問題を把握して、どのように展開をするのか具体性があること
とてもざっくりとした書き方で恐縮ですが、私が受検当初から留意していた点であり、
また今でも講座の中に要所要所でこうした視点を取り入れています。
少し具体例を挙げてみると、
(感情への応答ができるようにする)
というような表現で解答をする方もいらっしゃるかもしれません。
悪くないと思いますが、
あまり具体性が感じられず、
例えば、それを事例相談者に伝えても漠然としていてイメージがつかないのでは…と思います。
どんな問題を抱えたクライエントにどのような場面でどんなことができるようになるとそれがクリアできそうなのか。
それにはどんな根拠があるのか。
こうしたことを事例指導者(受検者)の考え方から示していくことが必要だと考えるのです。
(解答欄のスペースから、そんな沢山のことを記述できませんよ)
なんて聞こえてきそうですが、
それはあれもこれも問題点やら何やら、様々ことを欲張って書きすぎているからかもしれません。
それではどうしても表層的な表現になり、実践に繋がらない気がします。
点数稼ぎのために解答へ記述するわけではないと私は思いますので、
実際の指導イメージを立体的にして、軸のある内容を考えてみると良いと思います。
他の人の解答の仕方、記述方法、書き方の形式など、
あまり参考にはならないと思います。
8ヵ月あれば、
ご自身らしい指導者レベルキャリアコンサルタント像が創り出せるのではないでしょうか。
頑張ってください!!
応援しています。
CVCLAB/小林幸彦