王様戦隊キングオージャー (特撮の感想) | オタクおやじの徒然日記

オタクおやじの徒然日記

いい歳したオタクおやじが、無責任に勝手に言いたい事を言ってるだけのダラダラブログです!お暇な方がいらっしゃいましたらお付き合いお願いします(^^;

王様戦隊キングオージャー  (特撮の感想)

 

 

 

 公式HP:

 

 原 作 :八手三郎

 監 督 :上堀内佳寿也、山口恭平、加藤弘之、茶谷和行、中澤祥次郎

 脚 本 :高野水登、金子香緒里

 音 楽 :坂部剛

 オープニングテーマ :全力キング(歌:古川貴之)

 制 作 :テレビ朝日、東映、東映エージエンシー

 放送日 :2023年3月5日~2024年2月25日

 話 数 :全50話

 

 

 全話見終わりました!

 

 

【あらすじ】

 これは、偉大なる王の物語。

 かつて5人の英雄と守護神キングオージャーが知帝国バグナラグを打ち倒し、世界を平和へと導き、5人の英雄はそれぞれ国を成し王となり平穏な日々を紡いでいた。

 だが、予言があった、「2,000年の時を経て地の底からバグナラクは蘇る」と・・・

 そして、それは現実のものとなりこの世界は混沌のときを迎える。

 始まりの国シュゴッダムの王「ラクレス・ハスティー」、最先端のテクノロジーを誇るIT大国ンコソパの王「ヤンマ・ガスト」、医療と美の国イシャバーナの女王「ヒメノ・ラン」、司法の国ゴッカンの国王「リタ・カニスカ」、農業国トウフの王「カグラギ・ディポウスキ」は、一致団結し事態に対処しようとするが同盟は成らず、個々にバグナラクとの闘いが切って落とされる!

 そんな中、シュッゴタムで一人の男が立ち上がる!その名はギラ!「ギラ・ハスティー」!!

記憶を無くし、孤児として生きてきた、もう一人のシュッゴタムの王が立ち上がる!

 

 この物語は、チキューを守る王様と、これから王になる男の物語である・・・とさ。

 

 こんな感じでしょうか!?

 

【感 想】

 東映!戦隊チームスタッフ一同様!

 そして、出演者の皆々様方!

 1年間お疲れ様でした!

 

 個人的な感想としては、なんと3年連続!

 前々作の「機界戦隊ゼンカイジャー」、昨年度の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に引き続きに続き、今回の戦隊シリーズも最後までたっぷりと楽しませて貰いました!

 

 三作品とも系統の違う作品で、ゼンカイジャーはおバカ全開! ドンブラザーズは、不条理全開! そして、キングオージャーは、ある意味、王道全開!と楽しませて貰いました!

 しかも、東映さん、どうしてしまったんだ!と叫びたくなるような大仕掛けにCG大量投入の上、群集劇と予算掛け過ぎではないでしょうか!?

 いや、まあ、見ている私からすれば大歓迎なんですが、採算大丈夫だったのかな?と少し心配してしまうレベルの大活劇ドラマでしたね!

 でも、日本でも毎回このクラスの特撮作品が見れてら最高ですね!


 さて、今回の戦隊シリーズの魅力は何と言っても個性豊かな主人公たちと、主人公を囲む仲間達との群集劇ですよね!

 最初から不和協音の王様たち!

   とても戦隊ものとは思えないバラバラの戦士たちだが、たった一つ己の「国」を守る事だけは譲れない!それぞれの心の中に宿す「己の信念」に恥じない戦いに身を晒す!その為には他の国の王たちとも手を組む!

 そんな感じ始まりながら、ヤンマ、ヒメノ、リタ、カグラギ!どの王、女王も個性的で魅力的で誰一人嫌に思うキャラはいませんでしたね。

 そして、やがて紡がれる「絆」。王道の展開ですが、コレが見てて気持ちいいですね!

 

 キャラ一人一人を語るなら、まずは、トウフの王!カグラギですよね!

 ある時は味方、ある時は敵!

 ただ、己の民を守る為には、例え誰であろうと、己すらも欺く!策略の王!

 しかし、常に何かその裏があるのではと誰にも思わせ憎めない!美味しいキャラですよね。

 また、カグラギがメインの時だけ、突然、別番組かと思うくらいシリアス度が増しますよね!

 特に劇場版、そして、本編にも引き続き登場した雛形あきこが演じられた、前女王「イロキ」 との共演が凄かったですね!

 彼女が出てくるだけで場の雰囲気が一変し、会話の一つ一つに「裏」の意味を追ってしまい、例え一言でも聞き逃せない重みがありましたね!

 ・・・余談ですが、雛形あきこさんの演技は役柄もありますが、断トツで飛びぬけてますよね!流石です!

 

 次に好きなキャラはリタかな?

 あの設定でのある意味2重人格的な性格は可愛いですよね!

 公的な場でのあの凛々しさは惚れ、プライベートでのあの堕落ぶりに親近感を感じ、人としての魅力に満ち満ちてますよね!

 ・・・個人的にはアイドルネタは、まあ、うん、・・・やっぱりいらなかったなぁ。アレだけは唯一「リタ」らしく感じなかったなぁ。

 リタの最大の魅力は、凛々しい「女王」であり、己に貸した「使命」の2文字を真っ当する姿ですよね!

 ・・・例え、プライベートは堕落していようとも!

 もっふんへの「愛」は永遠なんです!

 また、側近のモルフォーニャとのやり取りも良かったですよね!

 上司と部下であり、友達であり、あの微妙な関係も見てて心地世かったです!

 

 リタと同じぐらい好きなのが、ジェラミーですね!

 あの性格も楽しいです!特に前半の自分の誘導がうまくいかずに落ち込んでいるジェラミーのエピソードがとても笑わせて貰いました!

 あれだけ影の参謀みたく出て来て、実はコミュニュケーションが下手なキャラとは御見それいたしました!

 でも、長く、逃亡の生活を続け、人知れず生きてきた人生と考えると、この設定も凄く感じますね。

 とは言え、やっぱり、ジェラミーの最大の魅力はあの笑顔ですよね!

 全てをあの笑顔で問答無用にしてしまうパワーは凄いですよね!

 

 んで、ヒメノ!

 ・・・ヒメノのあの一見、我儘女王様風のキャラ付けは面白いですが、それを凌駕する執事のセバスチャンのエピソードの方が凄すぎる!

 最初のネタばらしも笑いましたが、まさか、後半であんなネタを披露するとは思わなかった。

 全国王の側近の中では、一番の好きかも知れないなぁ(^^;

 

 最後にヤンマ!

 もう、テンプレートのような不良成り上がりキャラですが、あの世界ではピッタリ!ヤンマ無しではこの物語は語れませんよね!

 また、側近と言うよりは、取り巻き連中とのやり取りが面白かった!

 もっとあの辺は遊んでもいい気もしましたが、一応子供番組ですし、あの辺が限界ですかね?

 

 そして、主人公、幼き日に捨てられたもう一人の王位継承者「ギラ」!

 

 これまたある意味王道のストーリですが、あえて、悪ぶるところがいいです!

 前半の悪役の一人で、兄でもあり、シュゴッダムの王であるラクレスとの対比をはっきりさせていて、ラクレスの悪役ぶりが目立って盛り上げてくれましたね!

 

 ・・・ラクレスについては、最初はもろ嫌な悪役ぶりだったので、豪快に征伐されることを期待していたんですが、婚約者のスズメが登場してから少し風向きが変わりましたよね!なんとなく、改心するか、何か秘密があるのかな?と思ってはいたんですが、まさか、あそこまでの展開になるとは思わなかったですね!

 

 うむ、とにかく出てくるキャラ全員が個性的で面白くて最高のメンバーでしたね!

 どのキャラも、自国の民たちとの物語だけでも映画が1本作れそうですよね。

 

 んえ、本編の感想ですが、前半のバグナラクとの死闘編は本当に面白かった!

 ギラがバグナクラを打ち倒し、いや、共に歩む道を選び王になるまでのエピソードは最高でしたね!

 特に、初めて王たちが一致団結し新たな同盟組織として「五国異事案対策用略救命部」、通称「王様戦隊キングオージャー」を名乗る辺りは盛り上がりましたよね!

 もうノリノリで見てました(^^;

 

 ただ、正直、後半は少し感想が変わって来ますね。

 「真の敵」が凄すぎると言うか、宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンを筆頭にメンバーの設定が濃すぎますね。あれでも大分抑えていたとは思いますが、子供はついてこれたんですかね?

 個人的にも「闇」が深すぎて少々戸惑ったのも正直な感想です。

 ・・・まあ、不死身の宇蟲王への対抗手段も強引な展開もありますが「闇」が深いですよね。

 

 それでも、流石、戦隊ヒーローモノ!

 力技で痛快活劇へと見事、昇華されていたのはあっぱれです!

 実際、特に最終回直前の回は最初から最後まで凄すぎて圧巻でしたね!

 TVシリーズのヒーローものであんな凄いものを見せてもらえると思いませんでした!

 

 ・・・話が長くなってきましたのでこの辺で区切りますが、とにかく、最初から最後まで面白かった!

 

 本当に1年間、ありがとうございました!

 

 P.S.・・・あえて言うなら、「キョウリュウージャー」との絡みがあの2話のみのスペシャルならお祭りで済んだんだけど・・・・・。劇場版で共演が発表されましたが、さて、どうなりますかね?
 

【評 価】

 ★★★★★(星5つ)

 

 今回も最後まで面白かったです!戦隊、いや、ヒーロー好きは見るべき!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪YOUのTwitter≫

 詳細:https://twitter.com/Yzf0el4Kh5YWr3u

≪YOUのホームページ≫

 【キューティーハニー倶楽部】
 詳細:http://cuteyhoney.web.fc2.com/