ド ファ ド ファ シ ド ソ ド ファ ド ファ シ ラ ユ | クるたの俺がブスでなきゃ誰がブスなんだよ!!

ド ファ ド ファ シ ド ソ ド ファ ド ファ シ ラ ユ

―博士の腕って… 結構筋肉あるんですね…

―ん、そうか?実験で重いもの扱ったりするからかな

―なんか意外でびっくりしちゃいました。だっていつも長袖の白衣着て実験室に籠もってるイメージでしたから

―肩書きは博士なんて偉そうな物がついてしまっているが、この部屋をでれば私もごく普通の一般人だ。普通に運動くらいするさ

―へ~ なにかなさってるんですか?

―最近は友人から勧められてサーフィンをしてるかな

―なるほど~、海に行ったらナンパとかしちゃったりするんですか?

―ナンパなんて生まれてから一度もした事がないよ

―え~ 本当かな~。じゃあちょっと私にしてみてくださいよ。

―今?君に?

―はい。

―私が?

―はい。ほかに誰がいるんですか

―(ん~ 困ったな。これは話に乗らなきゃふてくされそうだ)

―緊張しないで、ほら

―ん~。じゃあ… や、やぁ…

―(し~ん)

―え?○○?

―んも~ 名前呼ばないでください

―???

―今は初めて会う設定ですよ?いきなり話しかけても、笑顔で「はい」なんて言う人いませんよ。今みたいに、話しかけても無視して歩いて行っちゃう人もいるって事ですよっ

―あ、ああ…(長くなりそうだなぁ)

―じゃあもう一回、最初っから

―ねぇ、君

―はい?

―(今度は答えるパターンかよ!)

―あの、なにか?

―い、いやぁ。あの~ いい天気ですね~ …と思って あはは…

―ぷは~~~~~っ!ちょっと博士!なんですかそれ~!トレンディドラマの恋愛した事ない主人公じゃないんだから~!そんなベタな苦手っぷりはないですよ~(笑)

―あ、ああ(汗)

―んも~~、まじめにやってくださいよぉ

―いやぁ、でも実際いきなり初めて会う女性に声を… ん~ なんて話しかけたらいいもんか

―まずこうやって普段通りな感じで、それとあまりなよなよしないほうがいいと思いますよ

―(別に俺はナンパがしたいなんて一度も言ってないんだけどなぁ この子の押しにはなんか勝てないんだよなぁ)

―博士は見た目だって悪くないんだし、もっと自信もっていいと思います。流行りの細マッチョだし

―…………

―んもぅ!博士!聞いてるんですか?

―悪い、考え事してて。

―なに考えてたんです?

―ああ、今日は西田ひかるの誕生日なんだ

―え?

―悪い!急いで帰らなきゃ!

―ちょっ、博士~!

―この埋め合わせはまた今度するから!今日はごめん!

―ちょっと博士~!西田ひかるの誕生日ならこの間もあったじゃないですか~!

―HIKARU NISHIDAの誕生日が一年に一度って、誰が決めた~?

―んも~っ!!