今日の中国新聞朝刊の呉・東広島面

の記事です。

 

 

西条市街地中心部の岡町にある、

地場スーパー・ショージのエスタ店。

 

もうすぐ閉店すると、僕はお店の店内放送で

聞いていました。

ただ、僕は、JR寺家駅前の新店舗オープンと

引き換えの、元々決まっていた閉店だと思って

いました。

 

でも、この記事を読むと、事情は異なっていた

そうです。

 

元々は、エスタ店も、寺家駅前の新店舗も、

両方営業する予定だったけれど、寺家新店舗

のスタッフ応募人数が予想よりもはるかに少なく、

エスタ店の従業員さんを寺家新店舗に転勤

して働いてもらわないと新店舗を運営できない

事態になったため、苦渋の決断でエスタ店を

畳むことになったそうです。

 

スーパーやコンビニ等の小売業店の人手不足は、

ここ最近よく聞きます。

 

一つの原因は、店舗数が増加した結果、小売業

で働きたいと思っている人の応募先が分散した

ことにあります。

 

ある街に、応募したい人が20人いて、求人募集を

出したお店が20店あった。そうすると、うまく合って

いると言えます。

 

ところが、応募したい人が20人いて、求人募集を

出した店が80店あった。これでは、もちろん人手

不足になってしまいます。

 

店舗を増やすことは、民間企業の売り上げを伸ばす

ためのごく普通の施策です。、

でも、人がいないことには、お店は運営できません。

 

難しい矛盾にぶち当たっている時期になっていると、

感じます。