座・高円寺にて舞台『親愛ならざる人へ』観劇。


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Office SHIKAプロデュース作品。
演出は劇団鹿殺しの丸尾丸一郎さん。
主演は奥菜恵さんが演じた。
この舞台、発表された時から私の中で特別な感情があった。
それはなぜなら、演劇に興味を持ったキッカケが劇団鹿殺しであり、初めて好きになった女性タレント、しかも初めて買った写真集が奥菜恵さんだったから。
最近では趣味レベルになってる観劇のキッカケを作ってくれた劇団に憧れだった奥菜恵さんが出演されるなんて何か縁みたいなものを感じてしまっていた。

ネタバレになるのでなるべく内容には触れないけど、20年経った今でも可愛いままの彼女がいて、その小さくて可憐な感じからは想像もつかないようなぶっ飛んだ役柄を演じていて、可愛さと、経験からくる「凄み」のようなものを感じた。
もちろん奥菜恵さんだけではなく、全ての役者さんが最高に良い。
劇団鹿殺しらしい舞台と言えるように思う。

特に最後のクライマックス。
「手紙」を読むシーンや親の気持ちなどは考えさせられるものがあった。
親子とは言え違う人格の他人ではある。
その間にはなんとも言えない感情があるのもわかるし、ぶつかり合う気持ち、分かり合えないこともある。
その「親子」の心の本音を描いていたなと。

舞台を観ることが好きで、中でも劇団鹿殺しの作品が好きで毎回観るようにしているのだけど、今回ばかりはちょっと違う感覚で観てしまった。
何か特別な繋がりがあるわけではないのだけど、ただの趣味として、ファンとして観続けていただけなのにこうわって繋がる日が来るのだなぁととても感慨深い。
大好きな鹿殺しの舞台に奥菜恵さんが立ち、至近距離で観れる日が来るとは。
20年前の自分に教えてあげたい。
この舞台を観れただけでもずっと演劇好きで良かったなぁと心から思いました。