この記事はキンカチョウの人工孵化に
少しでも参考にしていただけたらと思います。
ただ余程のことでない限り
人工孵化させて育てるのは非常に大変
2〜3日は1人で育てるのは
睡眠時間がとれないので
交代でしないといけないぐらい
それも小さくて繊細
細かい器用さもいるかと思います。
安易に考えて孵化させるのは
残念な結果になる事が多いので
おススメはできません
ましてや温めたりしている卵を
ムリやり親から引き離してまで
人工孵化をさすのではなく
どうしても育児放棄など困った時に
人が育てる大変さも覚悟の上で
まだ 情報がキンカの人工孵化が
少ないので記事にします
【前置きはこのぐらいで…】
ことの始まりは…
去年、文鳥のスイカちゃんが巣あげする前
我が家にビタちゃんと金太郎くんの雛が
自然に巣の中で孵化して5羽産まれましたが
雛を親が育てられなく全滅
そして7個産んだ残りの卵も2個も
有精卵で残ってました
日数を数えていたので次の日に
孵化する予定なのに
ここまできて放棄なの
そして、ネットで調べて
成功しているのを参考に
リトルママで温めていました
ビタちゃんが一生懸命に産んで
喧嘩してハゲハゲになりながらも
途中まで温めていた卵をどうしても
守りたかったし、
金太郎くんも5歳で高齢なので
子孫を残すチャンスも
今後難しいと思ったからです
温度は37〜37.5℃
リトルママは自動で湿度が保たれてますが
ファンが中で回っていて
それでは湿度が低いので
小皿に綿を湿らせて入れて
湿度を高くしてます
そしたら
予測通り
雛が次の朝には孵化
産卵からキンカの卵を孵卵器にいれても
転卵の調整が微妙で
有精卵で血管が見えてきても
中止卵になってしまいます
途中で温めるのを辞めてしまった
あと、1〜2日で孵化する卵は
孵卵器で孵化する事を知っていたので
孵化したのです
でも それからが大変
水っぽく溶いたパウダーフードを
1時間おきにさし餌しないといけません
それも一滴をポツンと落とすと
窒息死してしまう
そのぐらい小さい口
爪楊枝の先を少しペンチで柔らかくして
爪楊枝の先につけた
水のような薄いパウダーフードを
舐めさすぐらい少しづつ
ソノウに入れないといけません
初日はソノウが1滴程度
2日目で1.5滴程度
3日目で3滴程度
それを37℃の孵卵器の中で飼育しながら
24時間 1時間おきに さし餌なので
世話する人間は寝ていられません
3日間を越えるのが1番最初の高い壁
ただ、この時は1羽が孵化して
残りのお卵1つは
ビタちゃんと金太郎くんが仲直りして
くれるのを待っていたので
放置時間が長くて
中止卵になってしまい
何もしてあげれなかった
そしてそんな中でも 偶然に孵化した雛
とても嬉しくて
交代でさし餌をしていたのですが
成長していくのが楽しくて
3日目には産まれた時の倍の大きさになり
ソノウも大きく
元気に沢山 口を開けるので
1時間毎でいいのに30分間隔で
口を開いた分だけ沢山あげ過ぎてしまい
3日目の夜にお星様に…
いっぱい食べるのも注意しなきゃ
お腹いっぱいでも口を開ける子でした
本当に繊細で小さくて難しい
文鳥の雛を何度も巣あげして
何十羽も育てたけど
巣あげした雛を育てるのとは
全く違います
親からして小さい鳥、キンカは
産まれたての雛は
アリのようで…
鳥よりも虫みたい
その時もスイカちゃんを巣あげしながら
スイカちゃんにもキンカの雛にも
さし餌していて 交代でしていたものの
夜と昼がひっくり返る生活に体調まで
崩してしまった
そんな事で諦めていたけど
直ぐにビタちゃんと金太郎くんが仲直り
今年に入ってからお卵を3個産みました
その後は…
記事にもしてましたが
また産卵途中に大ケンカ
金太郎くんに任せても1日で辞めてしまい
次の日、ビタちゃんに見せたら温めだしたけど
また、それも1日で辞めて放棄状態
放棄された3個のお卵達
検卵したら有精卵っぽい
でも、前回の失敗で再チャレンジしても…
でも3個の卵の中に
かすかに動いているモノが
シッカリと見えました
それを見たら
前回、あと一歩の所でお星様になった子
その失敗をいかし、
諦めたくない思いが…
私達、人間がママになる
っても温めるのはリトルママですが…
Twitterで
夜の部さし餌担当って
徹夜までしてた理由は
文鳥の雛は生後2週間経っているのに
文鳥の雛は夜の間隔を長く
あけてしてますが
徹夜している本当の理由は
キンカの人工孵化した雛が
いたからなのです
でも 今回はいつ孵化するのか分からない
動いていたのは1つだけだったのですが
3個とも全部温めてみること
1日、2日、
3日過ぎてもキンカの卵は変化なし
文鳥の雛を6羽巣あげして
3時間おきのさし餌
諦めかけていた4日目の朝
am5:30の朝に1羽目誕生
クチバシが少し黒い子
前回の雛より少し肌が黒くて
もしかしたらノーマルキンカなの?
金太郎くんがイザベラフォーンで
ビタちゃんが白キンカだけど
ビタちゃんがノーマルの遺伝子を
持っているのかな?
同日のam9:45
2羽目誕生
白い肌の子が誕生
同じ日に2羽誕生するなんて
でも、実はこの子達の卵は検卵しても
動いている様子が見えなかった
動いていた卵だけが残ってました
アレ…
孵卵器に入れて
5日目で孵化するの…
でも諦めかけたいた私に
元気に動きを見せてくれた
お卵を信じよう
次の日の朝5時前
卵の中が動いているのが
検卵のライトを照らさなくても見える
am5:05
卵の殻が割れてきました
既に前日に孵化した雛に
1時間おきにさし餌をしてたので
孵化する瞬間を初めて見た
殻を取るのを少しお手伝いして
クチバシがチョコンと黒い
白い肌の子
3個全部が孵化
4日間も孵卵器にいて
1番元気に卵の中で動いていた雛だから
奇跡的に産まれてきてくれました
3日間の壁を今度こそ乗り越える
それが私の諦めなかった
再チャレンジ
でも難しいから残念な結果を記事にして
また前回のような失敗もよぎります
読者の方が悲しい思いをするのを
さけてました
本日、1月21日(月)
4日目
最初の2羽は
3日間の壁を越える
事が出来ました
本当に本当に大変だけど
文鳥のさし餌とキンカのさし餌の
間隔の時間が違う
忘れそうなぐらい忙しいので
2つのタイマーを使って
頑張ってます
まだまだキンカの雛育児は
37℃の孵卵器の中
5日目には36℃にやっと
下げられるぐらい
だから水分を補給しないと
小さな身体は干からびてしまいます
生後1日目から早くも
3羽の雛は性格がでてます
文鳥もそうですが
1番上はおっとり
ソノウがソコソコに埋まると
口を開かないし、他の子よりも
口の開き方が小さい
1番下は上の子に追いつこうと大食い
でも いくら口を開けても
キンカの雛は限度を知らなくて
ソノウがパンパンなのに口を開けます
2番目の子も
満腹になっても口を開く
あと、2日目で高い小さな声が
さし餌中に聞こえるように
鳴くようになるぐらい元気
前回の失敗を繰り返さないように
目でソノウの膨らみを確認して
パウダーフードの濃ゆさも
成長と共に変化つけて
さし餌する時は温度が下がらないように
素早く、慎重に…
本当に細かいキンカの雛
文鳥の雛や
ウサギのチャロくんと
他の鳥達のお世話する事は
沢山ありますが
まずは 嬉しい報告まで
【追伸】
とぉ〜ても今は忙しく
外出も殆ど出来ずに
引きこもりみたいな状態ですが
また、時間がある時に記事にしますので
急がせずに更新を待っていただけると
助かります