前の記事で言っていたように、僕には何にも無い。
だから、敷地内に入っていって、
そこでどうこうなんていうハイソサエティ(?)なことはできない。
そこでどうこうなんていうハイソサエティ(?)なことはできない。
でも、それは話を聞くことができないことを意味しない。
その場に居さえすれば、なんとかなる。
敷地周りをぐるっと一周。
探していたものが見つかった。
それはお茶屋。
屋外立ち飲み形式で営業しているお茶屋
彼らと同じようにお茶を飲み、タバコを吹かす。
話を聞いてくれそうな人を探す。
けんもほろろに断る人。
ぶっきらぼうな人。
そそくさと帰っていく人。
そりゃ、そうだ。
いきなり外国人に声をかけられて愉快なはずがない。
でも、僕はそれで諦めるわけにはいかない。
だから、探す。自分とゆっくり話してくれる人を。
そして。。。見つかった。
(インタビューの内容が細切れになっているが了承を)
Q:ちょっとお時間いいですか?
A:どうぞ。
Q:今は休憩中ですか?
A:私は休憩中です。
私の会社では全ての従業員はフレキシブルに休憩をとることができます。
私の会社では全ての従業員はフレキシブルに休憩をとることができます。
そもそもの勤務も時間ベースではなく、
業務ベースなので、早く終われば早く帰れます。
業務ベースなので、早く終われば早く帰れます。
Q:私は1時間半ほど、このお茶屋で張り込んでいますが、
外国人、特に欧米人がここに休憩に出てくるのを見ません。
彼らは休憩せずに働いているのですか?
それとも、そもそも欧米人の従業員がいないのですか?
それとも、そもそも欧米人の従業員がいないのですか?
A:キミ、そんな長くここにいるのですか?(汗)
もちろん、欧米人の従業員もいます。
ただ、彼らはこんなとこに休憩には出て来ないですよ(笑)。
Q:会社ではどのようなお仕事を?
A:マネジメントコンサルタントです。
企業のトップに対してマネジメントに関するコンサルティングを行っています。
企業のトップに対してマネジメントに関するコンサルティングを行っています。
米国大学院のMBAも保有しています。
弊社はBPOで有名だったりしますけど、
BPOはあくまで一部門で他にもいろいろな部門が存在しています。
BPOはあくまで一部門で他にもいろいろな部門が存在しています。
Q:私は『フラット化する世界』を読んで、衝撃を受けてここまでやってきました。
A:『フラット化する世界』は私も読んだよ。
あの本に書かれているように世界はフラット化している。
多国籍企業の拠点は大陸や時差を越えて、世界中に散らばっている。
そして、ITのおかげで
世界中のどこにいても同じように活動することができる。
世界中のどこにいても同じように活動することができる。
その一方で適切なビジネスマネジメントがかなり困難になってきているので、
私のようなコンサルタントがコンサルティングを行っているよ。
Q:マネジメントコンサルタントの見地から回答をお願いしたい。
マネジメント課題の解決のために
ITを1つのソリューションとして考えていらっしゃると思うが、
ITを1つのソリューションとして考えていらっしゃると思うが、
ITの持つデメリットはあると思うか?
A:基本的にITはかなり万能だと思う。
私にはITのデメリットは特に見つからない。
私にはITのデメリットは特に見つからない。
Q:話が変わるが、インドの人件費高騰でインドよりも人件費の安い国にBPOが進むと思うか?
A:そうは思わない。理由は3つ。
1つ目にドル高インドルピー安の大きな流れの中で、
アメリカ人が支払っている金額は大きく変化しないこと。
アメリカ人が支払っている金額は大きく変化しないこと。
2つ目はインド人の仕事のクオリティは高い。
仮にインド向けBPOの価格が上がり、
他国がインドよりも安くBPOを受注できるとしても、
他国がインドよりも安くBPOを受注できるとしても、
その分仕事のクオリティが落ちて、
結局欧米人は満足しないだろう。
結局欧米人は満足しないだろう。
3つ目は仕事の円滑さ。
私たちはこれまでの付き合いの中で
欧米企業のビジネスのやり方を学んできた。
欧米企業のビジネスのやり方を学んできた。
そのため、彼らと円滑に仕事を行う術を心得ている。
BPO受注の経験が浅い他国では
これほど彼らと円滑に仕事を行うことはできないだろう。
これほど彼らと円滑に仕事を行うことはできないだろう。
Q:また別の話になりますが、バンガロールでも停電はあると聞きます。
こんなところで停電が起きたら大変だと思うのですが…?
A:この地区は政策的に優先的に電力が割り当てられるようになっている。
だから、住宅地区は停電するかもしれないけど、ここは停電しないね。
住宅地区での停電みたいに、
インフラ面に関してはまだまだ整備が追い付いていないところもあるけど、
それはこれから国が発展するにつれて追いついていくだろうし、
そうなっていく様を見たいと思っているよ。
Q:お忙しいところありがとうございました。