【私の人生をたどる旅 世界観ブログ】

 

 

思考とペットコミュニケーションの専門家
へんみなおこです。
 
 

前回のお話し

☆七夕祭りで迷子になったわたし。 【私の世界観 第15話】

https://ameblo.jp/cuhaanya-nao/entry-12439428200.html

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第16話

 

今日は妹が生まれた日の話しをします。

 

私と妹は7歳違い。

私が小学1年生の時に生まれました。

 

そう、あの給食が食べれなかった時期。
(給食はずっと得意ではなかったんですけどね💦)

 

妹は8月生まれ。

 

小学生に入って初めての夏休みに生まれたわけです。

 

妹が生まれた日

つまり母に陣痛が起きた日。

 

その日の午前中に

お母さんの大きな声をききました。

 

 

「やだー!出てきた!」

 

 

なに?なにが?

 

 

びっくりしてる私に向かって

 

 

「破水した!病院行くから!」

 

そう言って支度し始めました。

 

はすい?

はすいって??

 

 

1年生の私にわかるわけない言葉です。

 

ただ焦ってるお母さんの様子から

ただ事ではないのはわかる。

 

 

ちょうどその時家族は誰もいなかった。

 

お父さんも

お姉ちゃんたちも

誰もいない!

 

 

わたしだけ。

 

 

お母さんは

 

 

「しょうがない、尚子でいいや!ついてきて」

 

 

尚子でいいや?

ついていく?

 

 

もぉ~不安!!

どうしたらいいのよぉ~汗汗

 

 

ばたばた支度する母に連れられて

病院へ向かうべく電車に乗った。

 

 

電車の中でも軽い陣痛が始まってるらしく

 

ときどき

 

「う~」

 

って言ってる。

 

 

あいにく車内は混んでいて座れなかった。

 

 

お母さんは

 

「尚子、席空けてもらってきて」

 

 

え~???

こうしょう???

 

 

そんなのしたことないよ~!

 

もじもじしてる私を見て、周囲の人が譲ってくれて

何とか座れてホッとした。

 

 

電車で30分

駅に降りたけどタクシーが乗る人で行列!

 

 

またまた

 

「尚子、1番目の人に言って先にしてもらって!」

 

 

え、え~???

また???

 

 

人見知り、引っ込み思案の私が行くのぉ?

 

 

でもそんなこと言ってられない!

 

だって時々顔をしかめて苦しそう!

 

 

直ぐ動かない私にお母さんは

 

 

「まったく!役に立たない!

 早くやって!」

 

大きな声で言い始めたので急いで

行列の先頭に行って

先にしてもらうようにお願いしました。

 

 

とにかく急いで、急いで!!!

 

無事に病院へついて一安心。

 

 

お母さんは診察して

直ぐに分娩室へ。。。

 

 

私は待合室でだんだん暗くなっていく

夏の午後を過ごした。

 

 

なんだか

ドキドキしながら。

 

午前中から起きていた

色んな事が頭をよぎって

いっぱい焦って、すごく疲れてしまって

そのまま、椅子で寝てしまった。

 

 

目が覚めたら

妹が生まれていた。

 

夏の夕方。

 

だから名前は

「夕夏(ゆか)」

 

お母さんのそのころ読んでいた

小説の主人公の名前なんだって。

 

ちょうど夏の夕方だしって。

 

 

妹が生まれたとき

付き添いは私一人。

 

 

なんかとっても複雑な気持ちだった。

言葉にできない気持ちでいっぱい。

 

 

3600グラムの女の子

産まれた時から丸々太ってて

大きかったな。


 

お母さんに苦労かけることなく

ちゃんと生まれてきて

未熟児のわたしとは大違い。。。

 

 

まるまる太ってて

「ふてぶてしープンプン

って ひねくれた私は思ったんだよね。

 

 

その後、お父さんもお姉ちゃんも

みんなで病院に来て、一緒に家に帰りました。

 

 

今思うと

産まれた妹に自分の場所を取られたような気がして

やきもちを焼いていたんだよね。

 

 

7年間の末っ子の立場を取られて

みんなの注目も取られて

当たり前なお父さんの

あぐらの中の席も取られて

 

 

みんな取られたって

いじけちゃったんだねショボーンショボーン

 

 

私のイメージでは

 

 

自分の場所から弾き飛ばされたような感覚だった。

 

 

弾き飛ばされた私はどこへ行けばいいの?

 

 

二人の姉はいつもくっ付いてるし

私の居場所だったお父さんやお母さんの側は

 

 

 

もう。。。私のものじゃない。

 

 

「どこにも居場所がない」

 

 

私のこの感覚は

中間子になったその日

妹が生まれたその日に始まった。

 

 

その日から私の

雲をつかむような居場所探しが始まってしまったのです。

 

 

でもこれも錯覚。

本当は何一つ失ってなどないのにね。

 

 

妹に取られたと勘違いした私はその後、

妹に意地悪なお姉ちゃんになっていきます。

 

 

自分でも気づかないうちにやっちゃう意地悪。

ずいぶんと不貞腐れちゃったんだな、わたし。

 

 

思考の学校でその意味が分かったのは

取られたって勘違いしていたからだ、とわかりました。

 

 

この勘違いがその後50年近くつづいていたんだよねー。

 

 

「三つ子の魂百まで」

 

ってことわざがあるけど、ほんとだわビックリマーク

 

 

 

 

今日も読んでくれてありがとうございますチューリップピンクチューリップ紫

 

また明日も書きまーす!

 

 

 

 

私の動物好きは父ゆずり 【私の世界観 第17話】

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