「モノの要不要を判断してください」
と言われても、ほとんど「いるモノ」ばかりで
「いらないモノ」が一向に出てこない方がいらっしゃいます。
モノが捨てられない方というのは、いらっしゃいます。
そういう方が、「捨てられるようになる瞬間」を目にすることがあります。
それは、「家の中にスッキリとした空間」が現れたときです。
試しに「ここだけスッキリさせてみようか」という感じで
部屋の中に「スッキリした空間」を作ってしまうんです。
そうすると、その空間を見た「捨てられない人」の目が輝きます。
多分、その瞬間、価値観が変わるのだろうと思います。
今までは「モノの価値」のほうが「スッキリした空間の価値」より上だったのが
逆になるのだと思います。
「こういう空間を作りたい」という気持ちの方が
「モノを捨てたくない」という気持ちを上回るんですね。
そうすると、だんだんモノが捨てられるようになるというのを目にすることがあります。
「モノが捨てられない」という方は、家のどこかに
「自分の考える理想の空間」を作ってみると
「家全体を変えたい」と思うようになり、「片付け」が進む
ということはあると思います