スポーツ選手であれば、結果を残した選手が
高いサラリーを得ます。
芸能人であれば、人気のある人が
高いサラリーを得ます。
水商売であれば、指名をたくさん得られる
人が高いサラリーを得ます。
年齢は全く関係ないです。
でも、日本の会社には、「年功序列」という制度が
未だに存在します。
年齢と能力に相関があるわけではないのに
年齢が高い人が高いサラリーを得られる仕組みです。
この制度下において、高いサラリーを得るのに必要なのは
「自分は何が出来るか」ではなく
「自分がどこの会社、組織に属するか」です。
ですので、年功序列や終身雇用を信じる人は
サラリーの高い大企業に就職するために
偏差値の高い大学に入り、キチンとした身なりをするわけです。
以前、トヨタの会長が「終身雇用はもはや維持できない」
という発言をして、物議を醸しだしました。
でも、これはものすごく正直な発言だと思いました。
これだけ、世の中の流れが速くなってしまうと
必要なのは今の産業を守ることではなく
新しい産業を作り出すことであり
必要なのは、上の言うことを忠実に実行する人でなく
新しいアイデアを生み出せる人です。
一つの組織に一生守ってもらおうなどという考え方
は、もはや甘いのだと思います。
これからは、個々の能力が問われる
とても厳しい時代になると予想しています![]()