白黒会話21
「事故物件と変な髪型」
白神:いや~しかし、もうそろそろ12月も中盤になりますで?
黒山:そうやな。早いよな。
白神:早すぎでしょ。ついこないだ12月にムニュッと挿入したばっかりやっちゅーのに。
黒山:早くも下ネタ方向かい。展開が怖いな。
白神:師匠、相変わらず怖がりさんでんな。ってか怖がりキャラは旧黒山・クロの方でしたよね?
黒山:まぁそれはどうでもええねん。キミはオレの事、だまって見守ってくれてたらええねんて。下ネタ言いながら。
白神:あのですね?あたしは師匠のなんなんでっか?
黒山:なんなんでっかって?
白神:なんであたしは、だまって見守ってたらええんですか?下ネタはもちろん遠慮がちに言いますけど。
黒山:遠慮してへんがな(笑)
白神:いや、答えてくださいよ。師匠のなんなんでっか?
黒山:そりゃ内縁の妻やん。
白神:もぉーはよ籍入れてーやー。ってなんでやねん!?いつからそーなん?
黒山:まさかノリツッコミでくるとは思わんかったな。予想外やったわ(笑)
白神:そういう誤解されるような言い回し、やめてください。
黒山:冗談やんけ。たまにはそんな冗談もええやろ。
白神:まぁええですけど。もう倦怠期ですからね。
黒山:キミが誤解されかねんことゆーとるぞ!!
白神:冗談ですがな。
黒山:ところで話変わるけど、キミん家はアパートやんな?マンションじゃなくて。ボロボロのアパートやったよな?
白神:なんでボロボロって念を押すみたいにゆーてはるんですか?ボロボロのアパートですけど?
黒山:自分でも念押してるがな…。で、大阪時代は確かマンションやったよな?
白神:それがどーしたんでっか?さっきから聞いてばっかりですやん。
黒山:なんとなく聞きたくなったんやん。
白神:なんとなく?まぁええですけど。大阪の時はマンションでしたよ。古くて狭かったですけど。
黒山:なるほど。でも例の暗黒時代は、ええマンションやったんちゃうの?
白神:そんな事聞きます?ゆーた事ないですし、覚えてまへん。
黒山:忘れたいことやとは思うけど、やっぱりあれか?豪華なマンションなんか?
白神:まだ聞きますか?覚えてないんで答えられまへん。
黒山:わかった。豪華な牢獄のようなマンションやってんな?
白神:その通り。
黒山:覚えとるやん(笑)
白神:ズルいな、チミ。誘導尋問ってやつでっせ?
黒山:すまんすまん。それ以上は聞かへんて。ほんで聞きたいんやけど。
白神:聞いてますやん。どうよそれ?
黒山:ちゃうねんて。キミ、以前に“事故物件”の話をしてたやん?
白神:した事はありますね。
黒山:それがちょっと気になってたんやん、今まで。
白神:そんな長い間気になってたんでっか?
黒山:そう。
白神:で、どういう風に気になってたんでっか?
黒山:ズバリ言わせてもらおうか。
白神:「ズッポリ」はい、先に言わせてもらいました('ω')ノ
黒山:ズッポリとか言うなや、下品やな。ほんでなんで先に言おうとするかな。
白神:そらすんまへん。どうぞ。
黒山:ズッポリ言わせてもらうと…
白神:チミもゆーとりますがな、ハッキリと。
黒山:たまにはボケさせてくれよ(笑)
白神:ええからはよゆーてくださいよ。話が先に進みまへんやん。
黒山:えーっと、キミは事故物件の家に住んだことあるん?
白神:家っちゅーか、部屋ですよね?
黒山:まぁどっちでもええけど。
白神:じゃあたしもズッポリ言わせていただきます。
黒山:もう2回目やぞ、それ。ズルいな。
白神:事故物件はないですね。きっと多分。大家さんか不動産屋が嘘ぶっこいてなければですけど。
黒山:そうか。オレはてっきり事故物件のとこに住んだことあんのかと思ってたわ。
白神:さすがにそれは。ネタとしてはあんな事ゆーてましたけど、いくら家賃を安くしてもらってもねぇ、気持ち悪いです。
黒山:キミもやっぱり怖いって思う?
白神:怖いんやなくて、気持ち悪いだけです。幽霊とか信じてないんで、怖くはないです。
黒山:なるほど…。じゃ安心やな。
白神:なにを安心してはるんでっか?あ…まさか師匠…
黒山:いや、別にキミの部屋で寝泊まりしようとは思ってへんで、さすがに。
白神:いや、あたしはてっきり師匠があたしの部屋を除霊したいんかと思いまして。
黒山:除霊ってかい!オレはそんな技も持ってないし活動もしてへんぞ。
白神:それはあたしが残念ですわ(笑)
黒山:笑いながら言うな。
白神:除霊よりも女性の方がって感じでしょ?
黒山:発音が似てるだけやないか。無理やり感がすごいぞ。
白神:無理やらもええかもね、ある意味。
黒山:無理やら…、今噛んだやろ?
白神:誰が神田正輝と松田聖子の間に生まれた神田沙也加やねん。
黒山:長いな…。神田正輝で十分ちゃうの?
白神:正輝は嫌や…。沙也加がええ。
黒山:あつかましいな。贅沢言うな。
白神:なぁなぁ、ちょっと話変わりますけど、あたしのワガママ聞いてくれまへんか?
黒山:ワガママ聞いてくれまへんかって。もうちょっと真剣な気持ちが伝わらんとなぁ。
白神:あたすぃ~のワガママ聞いてちょうちょう結びの紐パンでええか?
黒山:絶対聞かんから。
白神:やっぱり?(笑)
黒山:キミな、下品極まりないよな。なんで最後に紐パン持ってくんねん。
白神:師匠…持ってきてまへんて、あたしの紐パン。
黒山:あたしのって!!持っとんかーい!!いや、持ってるよな、キミなら。
白神:ただ持ってきてまへんとしかゆーてまへんやん。
黒山:その言い方は持ってるのも同然やん。
白神:なんなんでっか、さっきから。こんなとこで紐パン持ってるの持ってこいのオレにくれだのって。
黒山:持ってこいとかオレにくれは言うてへんから。勝手に付け加えるなて。
白神:勝手に付け加えたらあきまへんのん?
黒山:あかん。誤解されるから。もうやめて。
白神:わかりました。
黒山:約束してくれよ。
白神:約束?…じゃあ、はい、小指…。
黒山:小指?
白神:約束するんでしょ?はい、小指…。あたしのこの小指、一体なんのためにあると思ってはるんでっか?
黒山:ああ、ごめん。指切りやんな?
白神:鼻くそほじるためにあります。左も右も♪←鼻毛のくっ付いた鼻くそちゃうよん。
黒山:下品!下品すぎる!!キミの小指はそれだけのもんなんか?
白神:主な仕事はそれです。
黒山:もっとまともな仕事させたれよ。
白神:まともって師匠!鼻の穴の中を綺麗に掃除する仕事がまともな仕事やないっておっしゃりたいんでっか?
黒山:そこまでおっしゃってへんけども。ただそれだけの小指っちゅーのが納得いかんかったから。
白神:納豆食うてくださいよ、たまには。
黒山:食ってるし!!ほぼ毎日!!
白神:そらええですね、健康的で(笑)
黒山:キミな、話がどっか行ってまうねんて。頭が変になってくるわ。
白神:最初から変な髪型してますやん(笑)
黒山:なんでオレの髪型が変って話になっとんねん?
白神:もうね、最初から変なんでね…笑いをこらえるのに…必死ですねん、今も…。
黒山:すでに↑↑↑笑ってるやんけ。
白神:あらま、ほんまやね。
黒山:しらじらしいな…。
白神:しらじらしいっちゅーたら、あたしの髪の毛ですやん。
黒山:いや、オレはキミの髪の毛のことなんて言うてへんから。
白神:あたしの髪の毛がしらじらしいって言いましたやん。
黒山:言うてへんて。
白神:どうせなら髪の毛以外の毛もしらじらしいって言いなはれ。
黒山:他もかーい!!
白神:そそ、他の毛もゆーたらんと可哀そうでしょ。
黒山:んー…その理屈がさっぱりわからんねんけども…。って言うかさ、キミ。
白神:はい?
黒山:髪の毛しかないやん。現存してる毛が。
白神:確かに。もし寂しいんやったら、仲間を増やしましょうか?
黒山:なんでオレがキミの毛に対して寂しがるねん?ほんで仲間を増やすってどう言うこと?
白神:軽くウィッグでも付けて(笑)
黒山:ちょい待て。それって、頭にか?
白神:どこかしこに。
黒山:やめとけやめとけ。なんか変になりそうやからやめとけ。そのまんまにしとけ。
白神:そのまんま(笑)わかりましたけど。で、なんであたしの体毛の話題に?
黒山:知らんがな!体毛とか言うな、生々しいから。
白神:なんかさっきから師匠は、あたしに規制ばっかりかけてますなぁ。
黒山:規制かけなキミ、どこまで飛び出すかわからんからな。
白神:あたしはスペースシャトルかい。もう飛んでへんけど。
黒山:しれ~っと飛んでへん物に例えやがって。
白神:まぁあたしは師匠に規制されんでも、自分で自分をコントロールできますから大丈夫ですよ。
黒山:自分をコントロール?ほんまかよ?
白神:いや、あたしは“本間佳代”じゃありまへん。
黒山:誰やねんそれ。頭おかしいんか?いや、これが普通か。
白神:普通です。ノーマルです。ノーなマルです。
黒山:いや、意味わからんから。やっぱり普通やないか。わかった。
白神:なに一人で納得してますのん。隠れてコソコソと。
黒山:どこに隠れてんねん?ちゃんと文字で現しとるがな。
白神:あー確かに。モジモジで現してますわ(笑)
黒山:モジモジしてへんから。キミの脳内ではどんな変換しとんねん。
白神:ええ感じの変換してます。それしかトイレがないから。
黒山:トイレ…取り柄がないからって言えや。やっぱり変換に欠陥ありやな。
白神:欠陥ありますか~。あたしの毛細血管観察ツアーに参加します?ええとこの毛細血管見れまっせ?
黒山:ええとことか言うな!もうやめさせてもらうわ。
白神:えー残念。じゃ今度は動脈ツアーに参加してね。
黒山:どこの?って、もうええから。今日はお開き。
白神:お開きね。じゃ次の会話の新作は、来年の豆まきぐらいかな?
黒山:節分かい!!……そんなもんかな?
白神:おっそ(笑)まぁええですけど。
黒山:じゃ、またよろしく。
白神:はーい。ほなね~♪
黒山:またな~。
終わり