東山魁夷の絵に出合ったのは中学生の時。

放課後、誰もいない他学年の教室を通りかかったときだった。

まだ明るい夕方の日に照らされるその絵に釘付けになった。

『白馬の森』だ。

 

たぶん、そのクラスの先生がお好きだったのだろう。

教室の後に貼ってあった。

 

思わず教室に入って行き、時を忘れて見入ってしまった。

その時は、誰の絵なのかも分からない。

タイトルも何も。

 

ただただ、使われている青色の美しさにほぉーっとなる。

馬も大好き!

そして、この青色がたまらん!

 

それから何十年も経て、どなたの絵なのかがわかった。

ずっと思い続けた夢は叶うもので、長野県の東山魁夷美術館に旅行で行くことができた!

もうウキウキである。

 

孔雀石を使った作品にもほぅほぅ!

もちろん、聖地巡礼とばかりに白馬の森を描いたとされる湖まで出かけて湖畔に立つ。

 

ついでに戸隠神社に行こうとして、タクシーのおじさんが、それどこ?となり辿り着けず。(笑)

善光寺で人生で初めて凶を引き当て、ガックリする。

 

この頃、まったく桜井識子さんを存じあげなかった。

知っていればと残念!

キットいつかまた行ける日がくるだろう。

 

さてさて、そんな思いを抱きながらのネット検索していたある日。

なんと!

香川県に!

東山魁夷の美術館!

 

それから年に2,3回は行って、喫茶室でお茶している。

今夫は相変わらずくっついてくるけど、スマホに夢中なのはいつも通りだ。(笑)

 

ここの喫茶室は超お勧めです。
もし行かれることがあれば、ぜひここでお茶してください。
こんな景色がまったりと楽しめます。

人もあまりいなくて、静かです。