Iさんが相談があるんです、と仲良しのNさんと一緒に来た。

今度のお休みにNさんの地元の佐賀県まで行くそうだ。

怖いから一緒に行ってほしい?へっ?何で私が?
なんでもNさんの知人に、よく当たる占い師がいて・・・。

 

そういえば、Nさんのお母さまからはお誘いを受けていたなぁ・・・。

いい整体の先生がいますからって。

 

数か月前に信号待ちしてて追突されて以来、すっきりとは治らないむち打ち。

「梅雨時になったら痛みが出ると思いますから、その時は遠慮なく連絡をくださいね。」と三者面談でお会いしたNさんのお母さまから心配頂いていたのだ。

 

IさんはNさんと一緒に一足先に、私は仕事を済ませて佐賀県まで行くことになった。

(もちろん保護者の了解済みだ。二人とも成人しているけどね。)

 

大歓迎を受けて、場所をお借りしているという個人宅にお邪魔する。

整体の先生はボランティアでされているそうで、普段は九州で手広く商売をされている肥料会社の社長さんだった。

意外。

 

ある朝、朝日を拝んでいると光が体に入ってきて・・・

それから神様の声が聞こえるようになり、人々をボランティアで癒すことが出来るようになっただとぉ。

こういうの、ちょっとだけ自分も感じることができるから、まず疑う。(笑)

 

やってもらう。

治った。。。

ごめんなさい。

 

雑談しながらお茶を頂いていると、別室から元気になったIさんが出てきた。

そちらはYさんという女性にお悩み解決をしてもらったそうだ。

Yさんは占い師になるべく修行中の方だった。
 

彼女とはそれからながーいお付き合いになるとはその時は全く思ってもいなかった。

うちの付喪神を発見したのも彼女だ。

それに関してはこちら。

https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12854014745

 

そのYさんに懇願されている。

「お願いします。練習台になってください。」

 

別室に通され、アロマを嗅がされる。

両手にクリスタル。

眼を閉じる。

あー、これ越智啓子さんのやり方だ!

数年後に知ったがYさんは沖縄まで行って越智啓子さんのお弟子さん?スタッフをしていた方だった。

 

「では、あなたがいつも相談している人を思い浮かべてください。」

人じゃないんだよねー。

私の相談相手はいつもの守護霊団たち。

いたずら心で守護霊に呼びかける。

 

と、彼女が叫んだ。

「大天使が2体も!」
へっ?大天使?それは何?

天使って大中小があるの?

大興奮の彼女は早口でまくし立てる。

ついていくのがやっと。

「ムーの時もレムリアの時も一緒にいた!私たちは神官だった!」
それは伝説の大陸では?実在したってこと?神官ってどんなお仕事なの?

 

「前世が見えてきた!当時も色々なことが出来たあなたは、魔女だと思われて火あぶりになってますね。」

「でも・・・うん、全部許しているのでカルマ的なものはないですね。」

魔女!?

あああ!

新入社員時代の私のあだ名、「魔女」だ!

一人だけコーヒーじゃやなくて、ハーブを自分でブレンドして怪しげな色のついた液体を会社で飲んでいたから。

魔女だと思われていた時代の名残だったのか。


それよりも・・・。
ちょっと待て。

この人、私が普段会話している視えない存在たちが視えてる!
私の幻想だと思っていたけど、この人に大天使として視えているってことは・・・えっー!!!

こ、この人、ホンモノだ。

ずっと誰にも言わずに内緒にしていたのに。

視えているなんて!

 

全員でお茶を頂きながら情報のすり合わせタイム。

私の動揺はまだ収まらない。

ずっと寂しさや辛さのあまり自分で作り出してしまった想像上の存在に相談しているのだと思っていた。

それが、、、、、他の方に視えたということは実際に「いる」ということで。

感動で涙ぐんでしまった。

 

それから、

まず、あまりにも私に天使に関する知識がないことで「勉強してください。」とYさんから本を紹介される。

ドリーン・バーチューという方の『願いを叶える77の扉: 大天使とマスタ-を呼ぶ』。

 

ずっと守護して頂いていながら、「守護霊団」とご先祖様やらと一緒くたに、ざっくり一括りに雑に扱ってきた私。

はっ、私、仙台時代、大天使にお説教した!?(;'∀')

 

はい、すぐに買って読みます!
 

さらにNさんのお母さまからも小林正観さんという方の本も読むようにと勧められる。

わかりました。こちらも読んでみます。

 

そして、Yさんが微笑みながら言う。

「Iさんの相談内容はお伝えできませんが、かなり困った状況です。12体憑いています。」

 

整体の先生が言う。

「あんたは、霊を弾く体質だ。それもすごく強い。」

 

Iさんが言う。

「だから、先生の側にいれば勝手に霊が弾き飛ばされていなくなるって!」

 

え?

ええええええええええええ!

情報量が多すぎて、受け止め切れない。