こんばんは。

ご無沙汰していました。

なんと2カ月ぶり👀。

日記代わりのSNSで日常の事は毎日書いてきたのですが、今回は先にこちらに書きますね。

 



もっと早く観たかった雪組公演。でも初日にお断りが来てしまい、普通なら週末のどこかで観劇できるのでしょうが、私、今回オリンピックのボランティアをすることになっていて、それがよりにもよって初日の翌日の8日から3日間。泣く泣く8月に観るのはあきらめました。というのは、前回の雪組のfffでムラに4回遠征してとんでもない出費になってしまい、今回は、私の中で自制心が働きまして、今後遠征は1公演(ご贔屓様がいる雪組のみで)3回までと決めていたのです。ホテルは便利さから宝塚ホテルにしますが、バカにならない交通費も新幹線(なるべく自由席)とマイレージがたまっている飛行機も使って節約します。

 

[宝塚ホテルのエントランス]
[今回のお部屋。シアタービューで大劇場がお部屋から見えますがマチソワするので意味が無い😅]


オリンピックのボランティアをしたお陰でワクチン接種もオリンピック関係者枠ですることが出来、7月上旬には2回目の接種が終わっていました。PCR検査もボランティア初日に受けました。朝美絢様(あーさ)に会うために健康にはくれぐれも留意してこの日に備えました。

 

待ちに待った9月4日と5日でマチソワマチソワで計4回観ることが出来ました。朝4時に起きて午前7時発の飛行機に乗り9時にはムラに入りました。ホテルで手続きだけ済ませ、荷物を預けて朝美さんへのお手紙もホテルのロビーでしたためました。それからいつものル・マンで注文していたサンドイッチをピックアップして劇場に向かいました。

 

[ル・マンのHPでシャインマスカットサンドがあると書いてあったので予約しましたが、ブドウが少ない。リピートは無いです😨]
[シャインマスカットサンドは二切れと電話口で言われたので念の為に追加したBサンド。ル・マンのキュウリサンドが好きです。]

City Hunterは正直アニメは見たこと無かったです。私がちょうど海外にいたときでTM RevolutionのGet Wildの曲も知りませんでした。ただ、羽田から伊丹に向かう飛行機の中で寺脇康文さんがDJをしている番組が流れて70's ‐ 80's 特集で一番最初の曲がGet Wildだったのです。凄い偶然では無いですか?テンション上がりました。おかげで予習出来ました。

 



内容ちょっとネタバレもありますのでまだ知りたくない方はお戻りくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて見たときは正直全体的にわちゃわちゃしていてよく分かりませんでした。セリフも聞き取れない所もあって、私も朝4時起きで疲れていましたし。。。でもホテルで爆睡した翌日に体調を整えて観たCity Hunter はすんなりセリフが入ってきて、それぞれのキャラが生き生きとしていて楽しめました。チケットを追加してリピートしてご覧になっている方々の気持ちが分かりました。とにかくどの登場人物も魅力的で素直に楽しい作品です。

 

ちなみに漫画は無料のまんがのアプリで3巻までと途中、所どころは読んでいました。それからSNSでフランス版のCity HunterがMovie チャンネルで放送されると教えて下さる方がいらして「Once Upon a Time in America」の映画のExtended Versionを放送するときに契約していたので無事に観ることが出来ました。それがとても面白かったんです。漫画は32巻まであるのですが、あーさが演じるミック・エンジェルが出てくるのは29巻からだそうです。

 

でも全然予備知識が無くても斎藤先生が分かり易く書いてくれているので十分楽しめます。映像をたくさん使っているのが今風ですね。

 

彩風咲奈(咲ちゃん)さんは多分相当アニメ(みてないからわからないのですが😅)に寄せようと努力された跡がうかがえてリアルな冴羽獠を演じていらしたと思います。ちょっとせりふ回しがアニメのルパンぽかったです。そしてスタイルが抜群に良い😍。

 

朝月希和(ひらめちゃん)さんは、持ち味はふんわりお嬢様系なので男と間違えられるような香をどう演じてくれるのかと思っていましたが、ぶっ飛んだ香をとても上手に演じていたと思います。冒頭のブルーのストライプのパジャマがとても似合ってたし、可愛かったです。見た人が応援したくなる香でした。

 

そして私のご贔屓様であるあーさのミック・ハンターはビジュアルが出た時も評判になりましたが、もう本当にカッコ良い。金髪に青い目が彫の深いお顔立ちに似合っていて、あのストライプのスーツ。完璧でした🥰。


ミックはちょっと謎の人物で昔、獠の相棒だったものの今回はCIAに扮して獠の暗殺を謀る人物としてユニオンテーベのドンであり、獠の育ての親である夏美ようさん扮する海原神に依頼されて来日します。

 

ひらめちゃんのお兄さん役の槇村秀幸を演じた綾鳳華さんも死んだ後に香を見守る役で難しい役だと思うのですが上手く演じていらっしゃいました。


キャスト発表前から誰が演じるか話題になっていた海坊主を演じた縣千さん(あがちん)は、大正解。でも時々海老蔵さんに見えて仕方無かったです。


グジャマラ王国の王女役を演じた夢白あやさん(あやちゃん)も前回のfffより更に出番もセリフも増えていてお歌も獠とディエットする場面があります。それぞれが自分の役割を演じていてとても良かったです。


あと野上冴子訳を演じた彩みちるちゃんは今回お色気担当でしたがミニのワンピースでとってもセクシーでカッコ良い冴子さんでした。お稽古場での立稽古で上級生の男役さん達が野上三姉妹(今回のシティハンターは野上冴子は三姉妹の設定。漫画では知りませんが。)で特にスカート丈の短い冴子のスカート丈をニヤニヤしながら観ていたとの情報がありました(星南のぞみちゃん(りさちゃん)の歌劇「絵と文」7月号)。

 

本当は海原神は英真なおき(じゅんこさん)さんが演じられるはずで、ショーも出演予定でした。歌劇8月号の座談会にもお芝居・ショーとも出ていらっしゃいました。じゅんこさんが体調不調で休演になり夏美ようさん(ハッチさん)が代役になって、急に決まって大変だったと思いますが、さすがハッチさん。代役なんて微塵も感じさせないワルーイ海原神を演じていらっしゃいました。

 

でもじゅんこさんだったらどう演じられたのかなーというのは正直な所、頭をかすめました。

 

今回原作の漫画やアニメファンの方も見てくださっていて一宝塚ファンに過ぎない私もとても嬉しく思います。

 


[自分のお土産用に買いました。白缶といつものゴールド缶と2種類あるようです。前回のいつものゴールド缶はこちら↓]




そしてショーは、本当に体感10分。どの場面も楽しい。冒頭はセンターにいるジャングルガイAのあーさから始まるのが胸アツでファンとしては感激です。

 

咲ちゃんとひらめちゃんが、ごっついお衣装でジャングルキングとジャングルクイーンとして出てきて踊る所も誰かが娘役らしくないお衣装と言ってたけど、確かにふわふわの柔らかいドレスでは無くて、頭も飾りもお衣装もゴツくてきっと重くて踊りにくいと思うんです。それで咲ちゃんリフトまでするんです。本当に二人のタイミングが合わないと難しいリフトだと思います。そんなお衣装をとっても華奢なひらめちゃんが着て男役に引けを取らず恰好良く踊っていて、ここの音楽もドンドンとティンパニーがリズムを取っていてテンションが上がります⤴️。この場面の振り付けは元宝塚星組娘役の百花沙里先生でした。あーさの初東上作品「本物の魔法使」の振り付けもして下さった先生です。

 

次があーさのドンジョバンニの場面。「我こそは神に選に選ばれし恋の狩人。。。」と歌い始めるのですが、来年はあーさ、ODYSSEYで太陽神アポロンになっちゃうんですよ😆。ここは歌も、娘役ちゃん達も可愛い場面なのですが、プリマドンナに扮する奏乃はるとさんのソックスの色が毎公演違っているのに2回目で気が付いたので是非何色のソックスが注目してください。右も左も違うそうです👀。

 

そして何と言っても71の炎とサブタイトルのあるArabesque Rockette(71の炎)の場面。2番手のあーさ以下上級生男役娘役さんも皆さんだるまになって踊ります。ここは歌劇8月号のショーの対談によると72人と香盤表には書いてあったらしいので次の場面に出る久城あすさん(あすさん)はじゅんこさんの代役で抜けて本来はあすさんもロケットに入るはずだったのでは無いでしょうか。本当に見ごたえがあるし、あーさがトップ娘役のひらめちゃんと咲ちゃんを取り合うような場面があり、私が観た回は、あーさが咲ちゃんに「愛してる」と言ったとか、その翌日は「ジュテーム」と言っているのがマイクに入っていて大変でした。私は、「愛してる」は聞き取れなかったのですが、咲ちゃんの口元が「愛してる」という開き方だったので咲ちゃんが言ったのかなと思っていました😆。

 

その後8人の男役で咲ちゃんを囲む場面もありました。

 

順番が前後しますがあーさはショーでは2回娘役さんと踊っています。最初は冒頭でりさちゃんと。後半は夢白あや(あやちゃん)ちゃんと。どちらもダンサーの娘役さんで少々小柄なのであーさとのバランスがとても良いです。しかも踊っているときの目線が素晴らしくて、あーさの包容力がとても感じられてお二人ともそれぞれのダンスがすごく素敵なので注目してください。りさちゃんとはやや上手奥、あやちゃんとはやや下手手前で踊っています。


先日の日曜日はりさちゃんのお誕生日で2人で踊ってる最後の所であーさの口元が短く動いてりさちゃんがにっこりしたと思ったのですが何を言ったかまではわかりませんでした。おめでとうと言ってたと書いてる方がいらっしゃいました。

 

ここで突然書いちゃいますけど、私、あやちゃんはトップ娘役さんに間違いなくなる方だと思います。組替えになるなら月城さんの相手役として月組かなと思っていたのですが、潤花ちゃんとトレードの形で宙組から雪に来てくれました。この時にこれで多分、あーさの将来の相手役さんは間違いないなと勝手に思ってしまいました。

 

あーさは、何かというと小さい小さいと言われて私はそれがとても不満なのですが💦、確かに大きくは無いです。娘役さんも最近は大きくて、モデルさんの様なねねちゃん(夢咲ねねさん)は例外としても165センチ位あるトップ娘役さん、最近珍しく無いと思います。毎公演大きな娘役さんをリフトするのは大変だし、前回シルクロードの時にフィナーレで娘役さん達の後ろ姿見たとき結構肩幅が広い娘役さんが多かったんです。その中で肩幅が狭く華奢だったのがあやちゃんでした。

 

シルクロードのあーさとあやちゃんの銀橋の場面も美以外の何物でも無かったです😍。そして今公演であやちゃんのお歌が上達されていたと思いました。美しい二人で背格好のバランスが良くて、お芝居も上手で歌もダンスも出来て、あーさの相手役として、理想的な将来の相手役さんでは無いでしょうか🥰。

 

と妄想はこのくらいにしてショーの話に戻りますが、フィナーレの場面もカッコ良いし、素敵だし、目が釘付けになることは間違いないです。


咲ちゃんが娘役さん達と最初に踊っているので、あーさ達男役は大階段でスタンバっています。その真ん中にいるのがあーさです。もう正直何度も泣きそうになりました。

 

初日であーさが大きな二番手羽根を背負っているのは知っていましたが、自分の目で見るとまた感動が。。

 

デュエットダンスは上品な白と紫のペアのお衣装でカゲソロでは無く、咲ちゃんとひらめちゃんが自分の事を歌っているようなそ歌詞で歌い踊ります。二人の奏でる穏やかで温かで信頼しあっている雰囲気が伝わってきてとても素敵なデュエットダンスです。

 

踊れる二人だからガンガン踊っても良いのに敢えて激しく踊ら無いでゆったりとした動きにしている感じが良かったです。作曲は太田健先生。1つの愛という場面だそうです。Onceの時の作曲の先生です。振付も宝塚の常連、平澤智先生です。

 

パレードでは雪組では珍しく娘役さんもセンターから階段を降りてきます。今回の公演で退団するりさちゃんとひまりちゃんが一緒、あやちゃんとみちるちゃんも一緒です。前回シルクロードの時に組長、副組長の前にあやちゃんとみちるちゃんが異例で降りて来たのでこれからは二人がダブル娘役二番手になるのかなと思ったらみちるちゃんの組替えが決まりました。今後はあやちゃんが単独雪娘2になるのはほぼ間違いないと思います。あがちんのバウの相手役にも決まりましたしね。

 

今これだけの作品が出来る雪組に次回は和希そら君が入ってどのような進化を遂げるのかもとても楽しみです。私、そら君、ウエストサイドストーリのアニタを観た時から大変評価しております。

 

雪組生が全員1つの舞台にのることが出来、生オケでかつ新人公演もできて本当に奇跡のような舞台です。どうか誰一人かけることなく千秋楽を迎えることが出来ますように。


あと、セディナ貸切の9月12日(日)午前11時のS席のチケット1枚あります。私のお隣になりますが興味ありましたらご連絡下さい。

 

また長くなってしまいました。お付き合い頂きありがとうございました。