コミュニケーショントレーニングネットワークR連続講座完了生の中村 りえです。
これはわたしが連続講座受講中のときのこと。

夏休みのある日、同居している父が
「車で30分くらいのところに動物と触れ合えるところがあるらしいで。こども達、連れて行ってみよう。」
と言い出しました。

当時、小1の長女、年少の次女は大喜び!
早速、車に乗り込んでみんなでお出かけしました。

ところが、実際行ってみると、そこは移動動物園の本拠地で、動物達が暮らしているのですが、一般の動物園のように見たり触れ合ったりできる施設ではなかったのです。

動物と触れあうことを楽しみにしていたこども達は、期待が外れて大泣きです。

狭い車の中で、こども達の力いっぱいの泣き声が響き渡りました。

「動物さんと遊ぶのー!」
「じいじの嘘つき!」
思い思いに叫びながら泣くこども達。

 



私は、子ども達の願いを叶えてあげることができないことが辛く、また、こども達の笑顔が見たくて連れてきてくれた父の気持ちを思うといたたまれなくなって、
「わがまま言わないで!仕方ないでしょう!!」
と怒鳴ってしまいました。

子ども達は、
「おかあさん大っ嫌い!!」
と、さっきよりも激しく泣き出しました。

狭い車に反響する鼓膜に響くほどの大きな泣き声。
まるで地獄絵図のようでした。

そんな中、わたしは、さっき自分が子ども達に言った『わがまま』という言葉に違和感を感じていました。

『こども達はわがままなの?』

こども達は動物と触れ合いたい。それができなくて悲しい。
それをからだいっぱいで表現しているだけかもしれない。

わたしは自分の感情にまみれて、こども達の気持ちを受け取ることもできてなかった。

だから『わがまま』としてこども達のせいにして、この場を終わらせたかったのかも・・・。

『悲しい感情を出す』=『わがまま』という構図がこどもの中にできちゃったら、それはなんて生きにくい世界だろう。

ちょっと待て!それはわたしの意図する子育てじゃない!!

立場を取り直し、改めて、ただ受け取ると決めて
「動物と遊びたかったんだよね。」
「遊べなくて悲しかったね。」
「他にも何かあるかな?」
こども達に問いかけてみました。

こども達はただ泣くだけで何も答えません。
わたしはそれでもいいと思いました。

それから、自分の正直な思いを伝えてみました。
「お母さんもじいじも、○○と□□の喜ぶ顔が見たかってん。でもそれができなくて悲しいんやで。じいじだって、嘘をつくつもりなんてなくて知らなかっただけや。みんなで楽しい時間を過ごしたいと思っててん。泣かせたくなんかなかったんや。それだけは知ってて欲しい。泣きたい気持ちはあっていいと思う。思いっきり泣いてていいよ。」
って。

子ども達は、すぐに泣き止んだわけではないけど、不思議とこども達の泣き声が辛くなくなりました。
子ども達が「ただ、泣いてるだけ」になったのです。

その後、父の提案でお寿司を食べに行くことになり、こども達は笑顔になりました(笑)

その日を境に、わたしは『わがまま』という言葉を使わなくなりました。

だって、こども達は自分の気持ちを表現しているだけだから。
わたしが、自分の背景や状況で『わがまま』としていただけだと感じたから。
こども達に自分の気持ちを大切にしてもらいたいと思ったから。

『どんな親になりたいのか』を日々探究しながら、わたしの子育てはまだまだこれからも続いていきます。

 

 

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