こんにちは。昨年4月から、異動により

ICU/救急治療センターで看護師長をしている安藤です。

 

ICU/救急治療センターは、大きな手術後の患者さんや

重症集中ケアの必要な患者さん、緊急入院・緊急処置が

必要な患者さんが来られるところです。

 

そこが、昨年、「救命救急センター」となることが

県からの認可で決定しました。「救命救急センター」となると、

今までは受け入れていなかった重症交通外傷などの

より重篤な患者さんの診療をすることになります。

 

私は、部署の看護師長として、

救急治療を必要とする患者さんが、スムーズに受診でき、

必要な高度治療や看護が受けられ、早期に急性期を脱し、

地域に帰ることができるように院内や地域との連携ができる

そういう「救命救急センター」にしたいと思っています。

 

そのためには、医療者の知識・技術の向上のための教育や、

認可に足りるハード面の整備、

手順などの作成、院内の連携などが必須となってきます。

 

そのため、部署内での取り組みのほか、看護師長6名からなる

「救急プロジェクト」が創られ、そのリーダーに指名されました。

 

どのように進めていくか、担当の副看護部長とメンバーとで

話し合いをしていましたが、

「なかなか、進まない。」

「副看護部長はどうしたいんだろう」

そんな思いを持ちながら、悶々としていたころでした。

 

救急プロジェクトの担当であり、自部署の担当でもある副看護部長とのやり取りで、

なぜか一つ一つ、「カチン」ときて素直に受け取れないということが続いたのです。

 

「細かいことを突っ込んでくる」

「そんなこと、去年は言ったこともないのに、、」

「いろいろ言われる」

「そんなことどうでもいいじゃないの」

「揚げ足取りだよ」

「イライラしていて、当たってるんじゃないの?」

「なんかおかしくない?」

「ああ言えばこう言う」etc.

 

しまいには上司である副看護部長に対して、

「はいはい、すみません」と全く謝っているとは思えない言葉を反応のままに発し、

「その言い方はないでしょ!」と返され険悪に…。

 

またそんな自分に対して自己嫌悪に陥りながらも、

それでも、その時は、

「副部長がおかしい」

「私は悪くない」

「副部長がああ言うから、こうなる」 

ということしか考えられていませんでした。

 

しかし、そのことをよく見てみると、

実は、このやり取りや感じ方は担当の副看護部長に対してのみ起こっていました。

副看護部長は全員で3名いて、他の方とも別の委員会等でやり取りすることはあった

のですが。。。

 

「ということは、そこに何かがある?」

そう思ってみてみると、

 

部署内は小さなトラブルはいろいろあるものの

前年度と比べるといろんなことが良い方向に変化してきている。

けれどそのことを担当の副看護部長と会話していない。

 

悶々と進んでいない師長会の「救急プロジェクト」も、

副看護部長はどうしたいのか、具体を示してくれない、

なんて思っていたけれど

自分たちがどうしたいのか、そこを明確にして行動を起こしていない。

 

「う~ん、もしかして私?」

「副看護部長のせいにしてたけど、、。」

認めたくない自分もいましたが、そこから何かを変えてみようと行動してみました。

まずは、部署内のことで、良いことも悪いことも、

研修で不在のことが多い副看護部長が分かるように、

箇条書きにしたものを毎日記載し、

副看護部長が出勤時にそれをもとに報告するようにしました。

 

また「救急プロジェクト」では、メンバーの看護師長を招集し、

救命救急センター化に向けたプロジェクトのあるべき姿、

目指す方法を再度共有しました。

 

そのうえで、取り組み計画を検討し形にして、

担当副看護部長に報告もしつつ進めていきました。

 

気が付けば、

副看護部長からあまり突っ込まれることがなくなってきて、

逆に優しいと感じることも起き始め、それまでの様子と違いすぎて、

逆に居心地が悪いくらいでした。

 

それと同時に、自分自身の内面にも大きく変化がありました。

 

それまで悶々としていたものが、霧が晴れたような感覚になり、

取り組みにも面白さを感じながら行動できる。

副看護部長がどう言うか、ということはもう関係ない。

 

そうなってやっと自分が、副看護部長を悪者にして

それを使って、自分がやるべきことをやらない言い訳にしていた。

ということに気づいたのです。

 

今現在は、「救急プロジェクト」で立案した、

院内全体の研修会やICU/救急治療センターでの交流実地研修の

受け入れなどを実践中です。

 

することは沢山、時間外も多々あり、正直疲れた~と思うこともあります。

 

しかし参加者より

「難しいけれどしっかり学んで部署に持ち帰りたい」との言葉を聞いたり、

講師による技術の実演の際は、椅子に上がって覗き込むような姿勢を観て、

とてもやり甲斐を感じています。

おまけに、当初意図していたことではないことも手に入りました。

実は、悲しいかな、ICU/救急治療センターは「異動したくない」

と言われることの多い部署なんです。

 

それが、研修参加者の中から、複数の人が

「実は異動を希望しているんです」という言葉をもらいました。

 

また、交流実地研修として自部署のICU/救急治療センターでの

研修生の受け入れに際し、

スタッフがとても丁寧に、しっかり研修生に関わる姿を、

実際の場面と、研修生のアンケートからも知ることができました。

「なんて、素晴らしい部署だあ。」と自慢したいくらいです。

 

今回、欲しいものがあるのにその抵抗感から自分の行動を止めていました。

そこを通り抜けてほしいものを手に入れた今、

いよいよ、救命救急センター設立に向け本格工事がスタートします。

 

通常の救急業務もやりながら、工事もやりながら、救命救急センターを創っていく。

やることはてんこ盛りです。

 

けれど、この自慢のICU/救急治療センターのスタッフとともに

自分たちが目指す救命救急センターについてしっかり会話しながら創り上げていく!

誰もができることではないこの経験を、スタッフと面白く、楽しみながらやりたい。

そんなワクワク感でいっぱいです。

 

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ブログ編集者の石井です。

 

安藤さん。”すべては自分次第”で手にされた結果を

おめでとうございます!

もう次に向かって進んでおられる様子をうれしく感じながら、

ブログを拝読いたしました。
 

安藤さんをはじめ、このブログを書いているのは、

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