広告代理店からみたCSR・CSV | CSR研究会

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サイバーエージェントのCSRについて考える会になります。


こんにちは、CSRのあしだです。

今回は広告事業本部からみた、CSR・CSVのお話をさせていただきます。
私は普段、ナショナルクライアントさんの宣伝・広報・サイト・SNS担当の方々とお仕事をさせていただいております。


CSR研究会としてインプットが増えてきたという事もあると影響していると思うのですが、
ここ最近「CSR・CSV」に対する温度感が、様々なお客様で高まっている、という肌感を感じております。


「宣伝会議」や「Harbard Business Review」で、CSR・CSVについての特集が組まれたり。
コトラー教授が来日してカンファレンスで、CSVについて語ったりと。
業界の注目トピックスとして取り上げられている事も、背景にはあるのかな?と思います。


実際に、私が担当させていただいてるクライアント様でも「CSR・CSV」という用語は直接出てこないものの、それらに該当するようなご相談をいただく事が増えてきていて。

・消費者の購入決定要因として、新たな付加価値をつくる必要が出てきた。
・メディア環境が変化した中で、顧客と共に価値をつくっていく必要が出てきた。
・企業として、人間の共通価値に貢献したい等

などなど。多種多様な課題感に対して「CSR・CSV的なアプローチでの取組」のご相談をお受けします。


広告業界でいくと、TOYOTAのアクアや、キリン、ユニリーバさんが有名どころとして、ご紹介されるのですが。
サイバーエージェントとしても、メディアやサービスを抱えている広告代理店でもありますし、デジタルを活用したブランド体験の設計等で、
彼らが抱えているような課題感を一緒に解決していく事ができるパートナーになれれば、と妄想しております。


またサイバーエージェントとしての「CSR・CSVの取組」も、もちろんドライブしたいと考えているのですが。CSR・CSVのようなアプローチに取り組まれている企業様が、共通に課題感としてあげている点として、

「経営指標指標への貢献が直接的に見えにくいため、社内をワークさせる事が難しい」

というお話を聞く事が多いので、

この研究会を通して、「社内をワークさせる」仕掛けと仕組みづくりについて、模索できればと考えております。