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尾岱沼のキャンプ場は蚊が多かったものの、蚊取り線香を炊いて寝れば何ら問題なく寝れました。

それよりもサンダルを無くしたことがショック。

 

 

今日の目的地は羅臼or宇登呂。

ライハで会った方から宇登呂のキャンプ場を教えてもらったものの、寄り道していると着かないかもしれない。

そうなったら手前の羅臼で。

 

 

赤線が最低限走りたいルート、青線が行けたら行きたいルート。

青線は知床峠(740m)を超える必要があるので近いけど遠い。

 

対岸の野付半島に行ってから尾岱沼の近くにあるサーモンパークという鮭の観光施設に行きたい。

 

 

 

 

沖縄のゲストハウスで会った20歳年下の女性と最近再婚したという60台のおっちゃんと朝話して、なぜかそのパートナーの方とのZOOMに参加させてもらった。

おっちゃんはここ20年くらい単身で北海道旅に来ているらしい。若々しくてエネルギッシュな方だった。

 

ライハにも「私たちライハで会って結婚しました!」みたいな写真が貼ってあったけど、旅先での出会いにロマンを感じます。

 

 

 

で、野付半島に向かって走り出す。

今日の出発は8:40。早め(当社比)

 

海の中にちょっと陸地があって枯れ木が立っている独特の風景。

地味に20kmくらい遠回りですが、来てよかった。

 

ビジターセンターに到着。

野付半島の先っぽまでは歩いて行けるらしいのですが、せっかくなのでこのトラクターバスに乗ることにします。

 

店内で早めの昼飯。

というか朝食。

 

ジンギスカン定食。

せっかく北海道に来たしどこかでジンギスカンを食べておきたかった。

そのあとはちょっと散策。

別海と書いてべつかい。牛乳が有名です。昨日の道の駅で飲みました。

このあたりでしか見られない植生というかいろいろ花が見られるらしいけど、ススキくらいしか生えてなかった。残念。

 

これが野付半島のトドマツ。

海の上に立っているので海水にやられて枯れてしまっているけど、これがここの木々の宿命でそれが何とも言えない景色を生み出している。

 

たぶんあと何十年かしたら見られなくなってしまう景色。

 

で、頑張って野付半島を脱出して今度はサーモンパークへ。

えんえん鮭が展示されているちょっと変わった博物館でした。

 

隣にあるレストランで第二昼食。

サーモンバーガーです。

 

サーモンパークのレストランはけっこうレベルが高くてホテルのレストランレベル。ちょっと高いですが、味は確かです。

おいしかった。

 

 

野付半島を早めに切り上げたものの、この時点で13時。

宇登呂まで行くのは無理と判断してのんびり羅臼へ。

 

 

 

羅臼のキャンプ場に着くころには天気が怪しくなっていました。

今日の走行距離は100kmくらい。

ちょっと向かい風ですが、平坦なのでらくらくでした。

やっぱり600km走ったあたりから体が疲労に慣れるのか、脚が回る。

 

ボトルケージから異音がしていたのでネジが緩んだのかと思ったらケージが破断していました。合掌。

 

原因は無理やり1Lのナルゲンボトルを保持させていたことによる金属疲労でしょう。

東京サンエスから専用ボトルケージが出ているのですが、箕浦のデュラケージでも保持できていたので購入していなかったツケが回ってきた。

 

 

キャンプ場に2週間くらい連泊しているヌシのような方から「撤収が大変だと思うし使って」とテントをお借りしました。

コールマンのツーリングドーム。

 

2-3人用なのでめちゃくちゃ広くて快適でした。

入り口が2つあって出入りしやすい。

 

ヘビーなので自転車にはつらいですが、ファミリーキャンプならよさげです。

 

キャンプ場の隣に熊の湯という地元の有志の方が共同で運営される公衆露天風呂があってそこがちょっとした名物なので行ってみました。

 

超絶スーパー湯の温度が高い。(推定48度以上)

ここまで熱い風呂に浸かったのははじめて。

 

めちゃくちゃ熱い源泉をポンプで引いてきてそれを水で温度調節するスタイル。

地元の方基準で温度が決定されるのでこうなっています。

曰く「前の時間帯に来た人が水で薄めすぎているからぬるい」とのこと。

 

カンパ制なので500円くらいカンパしておきました。

めちゃくちゃ熱いですが、体はポカポカ。

寒い北海道で身体をあっためるために温度が高いのかな。

 

 

ちょっと風が強い。

明日までには収まってくれるといいんだけど。

 

 

 

続きは次回。