サイクルショップカンザキ千里山店です。
今回はコンバーチブル機構が特徴的なミドルグレードのエンデュランスロードバイクになります。
コンバーチブル機構とはフレームエンド部のパーツを交換することによってダイレクトマウントのキャリパーブレーキとディスクブレーキを一本のフレームで使い分けることができるという夢のような機構です。
いまのところはキャリパーブレーキしか使う気はないけどゆくゆくはディスクブレーキにしたいというお考えの方やどちらのブレーキも使ってみたいという方におススメです。
それではCento1NDR(チェントウノNDR)の特長を紹介します。商品ページはコチラ
(ウノはイタリア語で1の意)
チェントウノNDRはウィリエールのロングライドモデルの中ではミドルクラスに当たります。
振動吸収性に特化したフレーム設計となっている上にアップライトなポジションで乗れるジオメトリになっていまして、メーカーページではレーシングモデルということになっていますが、めちゃくちゃレーシーというわけでもないです。
一方で上位機種のCento10NDRは過酷な石畳の上を走るパリ~ルーベで活躍しています。
石畳(パヴェ)で振動吸収性の高さが証明されています。
ディスクブレーキで使うことを念頭に作られているのでエンド部の剛性が高められており、頑丈にできております。
ここまでは普通のエンデュランスロードバイクなんですが、チェントウノNDRは他社製のエンデュランスロードバイクとは決定的に違うポイントがあります。
さきほども書きましたが、コンバーチブル機構です。
これはめちゃくちゃアツい機構でして、チェントウノNDRを選ぶ理由の99パーセントはこのコンバーチブル機構といっても過言ではないです。
ディスクブレーキが浸透してきたとは言え、キャリパーブレーキ用のホイール資産がある方や何となく抵抗感がある方も多いです。
かつてMTBのホイールサイズが26インチから27.5インチに変わったときのように今後ディスクロードばかりがラインナップされるようになるかもしれません。
現にハイエンドモデルはディスク仕様しか無いメーカーというのも出てきています。
MTBの27.5インチ過渡期には「俺は26インチを使い続けるぞ」という人も結構いたのですが、メーカーがほとんど27.5インチのモデルしか作らなくなってしまい、そういった人たちは淘汰されてしまいました。
自転車の規格戦争というものは結構熾烈でして、例えばクイックリリースのディスクロードというものは淘汰されてきています。
あまりお金をかけることができないエントリークラスに残ってはいますが、固定力の問題からしてスルーアクスルの方が有利なため世の中はスルーアクスル化一辺倒です。
普通に使う分には全然問題ないのですが、完組ホイールを買おうとしたときにクイックリリース用のディスクブレーキ用のホイールというのが手に入りづらくなってきているのは確かです。
正直5年後とかになると淘汰されている可能性が高いと思います。
2~3年で自転車買い替えるよ!という方はいいのですが、長らく使いたいという方はキャリパーブレーキのモデルよりはディスクブレーキモデルを買っておいた方が安心です。
でも何となく抵抗感のある方っていらっしゃると思います。
キャリパーブレーキ用のホイール資産がある方は正直ディスクロードを買ううまみはあんまりありません。
しかし、所詮ホイールは消耗品ですし、今はキャリパーブレーキ愛好家でも周りがディスクブレーキのモデルに乗っている人ばかりになってきたら自分もディスクロードに乗ろうかなという気になるかもしれません。
そんなときにコンバーチブル機構です。
乗り始めの時はキャリパーブレーキで乗って、ディスクブレーキにしたくなってきたらアタッチメントとSTIなどのパーツを交換してディスクロードに変身!
そんな夢のようなことが可能なのです。
ここまででこのモデルの魅力の99%は語りつくしたと思いますが細部を見ていきましょう!
フレームのデザインはこんな感じ。
クランクも105で統一されています。
エンド部はこんな感じになっています
追加で工賃とパーツ代がかかりますが、リムブレーキ仕様にしてから納車することも可能です。
店頭在庫分はサイズS(適正身長160~170cm)となっておりましてこの1台限り初回入荷分特価で少しお買い得にお求めいただけます。
このコンバーチブル機構は上位機種のCento10NDRも備えておりますのでご予算に合わせてお選びください。
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