今年の5月の終わりに重度のアレルギーで救命病棟に1日入院して、それ以来「エピペン」を持ち歩く生活になった私。
夏から秋への変わり目に体調を崩し、じんましんが出たり…ステロイドの入った飲み薬を飲んでも効き始めるまでに3~4日かかるようになり、飲みきってしばらくするとまたじんましんなどが出てくるという悪循環になっていたのに加えて先日の台風の影響で喘息が再燃して、その薬の影響とか疲れとか色んなものが重なって体中がかゆくて仕方ない。
最初は喘息の薬を出してもらった病院に行って事情を話したことろ「これは皮膚科に行ったほうがいいやつ、ここの近くに皮膚科あるよ…まだ午前中の受付やってるよ」と言われたので、早速行ってみることにした。
そこはいわゆる「間借り営業」で開業してる皮膚科だったようで…本業は違う診療科の診療所だけど、週に数日だけ皮膚科として営業してるようだった(空中物件だからか?外階段の入口に「本日は皮膚科です」と書かれていた)、階段を登ると確かに違う診療科なのだが、受付でも「今日は皮膚科だけど大丈夫ですか?」って聞かれたし、問診票も皮膚科だった。
午前中の受付が終わりかけの時間だったからか?他の患者の姿は無し。
まもなく呼ばれて、椅子に座ると開口一番
「これはずいぶんひどいアトピーだね…」
と一言、私はてっきりじんましんが顔にも出たのかと思ったけどアトピーも悪化してると。
いつもだとここで飲み薬と塗り薬を出されてまた来てね…かと思ったら、ここで予想外の提案をされた。
「今、アトピーの治療で注射あるの知ってる?デュピクセントって言うんだけど…実は喘息とかじんましんにも効能あるし、ちょっと高いけど限度額認定証も使えるし」
と、注射の治療を勧めてきた。
それか…名前は知ってた、でも一度も勧められたことがなかったのはおそらく今まで行った病院では取り扱ってなかったからだと思う。
「興味あるなら、紹介状書くよ?」
って言われたので、私は二つ返事で「やります、今セレスタミンも効きにくい状態になってるので」と返答し、それで…どこの病院ですかね?と聞いたら
「立川市内の大きい病院か、八王子の歯を抜くためだけに2回入院したあの病院」
のどっちかだね…と言われたので、すかさず「八王子なら行ったことあります入院歴あるくらい、立川は名前は聞いたことあるけど場所は知らないです、"国立"の方じゃないですよね」と答え八王子の病院に紹介状を書いてもらうことになった。
ここに行くの何度目だろ?今でこそ築20年くらいになっているが、それでもきれいな病院であることには変わりないだろう…建物だけでいえばどこぞの永山とは大違いである。
業態は同じ大学病院でどちらも私立なのにどうしてこうも違うのか?
ということで、私は「昭和の病院」と「平成後期~令和の病院」とを行き来する通院生活の幕開けだ…去年、骨折して入院したときはあまりにも暇すぎて「入院先の病院」と「例の永山の病院」を「何が違うのか?どこが違うのか?」をA4の書類の裏紙にみっちり書いてみたりしていた。
「八王子の方には事前に自分で電話して予約取ってね」と言われたので、明日あたりに電話かけてみようと思う。
ここでも飲み薬と塗り薬を処方箋でもらったのでいつも行ってる薬局に薬を貰いに行った…今日担当してくれたのはおじいいちゃんだったので、おじいちゃんに
「大きい病院紹介してもらったんです、八王子のきれいなところ…どっかの永山とは大違い(笑)」って話したら
「あそこはまだ新しいからねぇ…でも、永山の方の運営は伝統があるから(笑)」
となだめてくれたのですが…「ただ古いだけじゃね?」と返したら苦笑いしてた。