去年行こうと思って行きそびれたので今年こそは…と実現しました。
感想から言います…行って良かったです、都会の喧騒から離れて本当にゆっくり過ごすことが出来ました。
部屋も広いし、お風呂も1.5坪あり当然浴槽もデカい(但し、ジェットバスは保健所の指導と衛生面を考慮して設置なし、部屋によってはエアブローならあった模様)…この手のホテルはゴージャス感を演出するために在来工法(タイル貼りの浴室)で施工することが多いんですが、ここは衛生面と転倒防止などの安全性を確保するためにあえてTOTO製のシステムバスを採用したそう。
TOTOのシステムバスはデフォルトでカラリ床だから水はけも良いし確かに滑りにくい。
ジェットバス未採用はメンテナンスと髪の毛の巻き込み事故とか危ないからってのはわかるけど、TOTOのお風呂なら年代によってはオプションで水中照明選べたはず…近隣の同業施設は「水中照明」を売りにしてるところも結構あるけど、おそらく保健所から「宿泊施設なら別に浴槽光らせる必要性無いよね?」って圧でも掛けられたのだろう。
昭和の時代は「透明のサラダボウルみたいな浴槽」や「ガラス張りの浴室」なんてものがあって、それが令和の時代はTOTO製システムバスになるとは…これも時代の流れか?
そういえば数年前に図書館で借りて読んだ「ラブホテル進化論」という本の中に
現代のラブホテル選びで重視されることは「非日常性よりも清潔感」
みたいな事が書かれていた、遊び心に振り切ったアミューズメント性を重視したものよりシンプルな内装でも掃除が行き届いていたり、海外のリゾートをイメージしたような内装の方がウケる時代なのだ。
昭和ラブホ探索を趣味にしてる界隈もあるけど、この人たちは建造物や内装そのものに強く惹かれるのでホテル選びの基準が違う。
あと、今は風営法じゃなくてあくまでも旅館として営業してるところが多い…というのもあるのかもしれない(ハピ◯テみたいな専門サイトじゃなくてBooking.comで予約できるところもあるし【大人向け】の注釈はあるところもあるけど)。
今日行った所も普通に有人フロントで受付だし、部屋をパネルで選ぶやつとかなかった…そもそもここは運営が「大人向け宿泊施設と一般の宿泊施設のいいとこ取りしたホテル」と明言しているので、今回みたいに1人利用や最大4人までのグループ利用や断られがちな男性同士の利用もウェルカム状態。
最近は「大人向け宿泊施設と一般の宿泊施設のボーダレス化」が進んでいると言われていますが、まさにそれを具現化している先駆け的存在…最近は多摩地区でも立川や八王子にはボーダレス化した大人の宿泊施設的な利用も出来るホテルが開業しているけどまだ少ない印象。
ここでやっと、タイトルの”ハニトー”の写真を載せておきます。
8分の1サイズのプチハニトーにしました
ここ、チェックインの時に「誕生日なんです」と申告すると
・ハニトー(ドリンク付き)
・フラワーバス
・シャンパン(スパークリングワイン?)
のいずれかが無料でもらえるという特典がございまして…ここの運営会社「ハニトー」がかなり有名らしくて、それと同じものがここでも頂けるそう、元祖ハニトーは食パン一斤で到底1人でて食べ切れる訳が無いので今回はミニサイズのハニトーを選びました。
お昼くらいにチェックインしたのでお腹も空いていてこれだけでは足りないので
肉盛り5種プレートとチーズコンソメポテト
お肉とフライドポテトも頼みました…このメニューも運営会社の系列の別業態の店で人気があるメニューなんだとか?
大人の宿泊施設でありながら食事にもかなりこだわっているようで、とても美味しくいただけました。
5時間ほど滞在出来たのでお風呂に入ったり、部屋のテレビとスマホをミラーリングさせてベッドでゴロゴロしながらAmazonプライムで映画を観たり、あえて「のんびり過ごしに行く」という時間の使い方をすることが出来ました。
エントランスに同じ運営会社の関連施設のパンフレットが置かれていましたが、大人向け宿泊施設以外にも普通のホテル、カプセルホテル、犬と一緒に泊まれるホテル、貸会議室、最近流行りの産後ケアホテルまで展開してる模様…カラオケ店やってるのは知ってたけど宿泊施設一通りやってるのね。
ちなみに半年以内にスタンプを10個集めると、静岡県にあるガチのリゾートホテルに宿泊できる特典があるそうだ。
今回行ったのはココ


