似て非なるもの「神経症」と「うつ病」の違い。 | 今日も、犬とベッドシェア

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おじいちゃんのパピヨンさんと暮らす、ソロ活&おひとり様人生エンジョイ中な私の雑記帳
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初期の症状が比較的似ていて、専門家でもすぐに見分けを付けるのが難しい…と言われている


「神経症」と「うつ病」の違い


似ているようで全然違うこの2つの病気の違いについて自身の症状なども交えながら解説してみようと思います。


☆神経症(不安障害)☆

・気分が落ち込み、漠然とした「不安感」を常に感じる

・体の症状が出る人もいるが、必ずしも全員ではない

・不眠の症状がある場合…夜、寝付けない「入眠困難」が多い

・気分が落ち込んでも、日常生活を送ることが出来る

・周囲の人を責める「他罰的」な傾向が多い

・自殺願望などを口にすることはあるが、実行はしない

・興味のある事には意欲がある

・1日を通じて調子が悪いが、夜になると不安感などが増してくる

・病識が強く、比較的早く受診につながりやすい

・人によっては薬が効きにくい場合がある

・発症の原因がわりとはっきりしている

・心因的要因が強いのでカウンセリング が治療の主軸になる、薬はあくまでも対処療法


★うつ病★

・気分が落ち込み、感情が鈍くなる

・食欲不振、体重減少などの身体症状が出やすい

・不眠を伴うと「中途覚醒」や「早朝覚醒」になりやすい

・気分が落ち込むと身の回りの事も出来なくなる

・周囲に申し訳ないと思う、自身に罪悪感を感じるなど「自責的」になりやすい

・自殺念慮があり、実行してしまう事もあるので注意が必要

・興味の有無や好き嫌い関係なく、あらゆることに対して意欲がなくなる

・「日内変動」があり夕方~夜になると少し状態がよくなる

・病識はあるが、受診につながるのがちょっと遅くなりやすい

・種類が合えば薬の効果は期待できる

・発症の原因が特定しにくい

・抗うつ剤の投与など薬物療法が主軸になる、認知行動療法 を合わせて行うこともある


こうして書き出してみると…全然違う病気ですね。


やっぱり私は典型的な神経症だわ…夜眠れない、漠然とした不安感とか進学で環境が極端に変わってしばらくしてから調子が悪くなり始めたし。


調子悪くて、通院以外は外に出られなかった時も、家にあった大量の未使用布を使って夜中まで作品作りに没頭していたし。


私の場合、体には症状は出なかったです。

あと、病識というか「なんかおかしいな?」というのは自覚していました、実際に受診を勧められる前から受診を検討していました…だから、勧められたというより「背中を押してもらった」と言ったほうが正しいかもしれません。


薬については最近はある種の抗うつ剤が第一選択として処方されることが多いみたいですが(参考記事・神経症や不安障害と投薬治療 )、私の時…つまり今から10年前は「私の病気の症状は薬は効かないから」という理由から不眠の薬だけが処方されました。

今も常用している薬は不眠の薬…寝つきをよくするための物だけです。



…この記事を書くときに知ったのですが、最近は「神経症」と「うつ病」を併発する人が多いらしいです。



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