親に愛されてるのはわかってたけど、親が厳しかったから、私は楽しくなかったから、
親に嫌われてる![]()
でも親に嫌われてると思うのは悲しすぎるから、うちはお金がないから(お金はあるんだけど、足りないから)私を厳しく育てているんだ、
私が大学を出ていい会社に就職して、いい給料をもらえるようにするために、お金のために厳しくしているんだ、
と解釈したのではないかな。
だから親が厳しいのは、お金が足りないから。
お金が悪いんだ。
お金がたくさん入ってくる人がエライんだ。
お金が少ないと幸せになれないんだ。
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親は私を愛してたから、私の将来が困らないように厳しく育てた。
お金が悪い訳じゃない。
お金が足りないから幸せになっちゃいけない訳じゃない。
お金と愛情と幸せ、楽しむは別もの。
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親が頑張って働いてくれたから、
うちにはお金があったから、
私は暖かいマンションに住み、
母の手作りご飯を美味しく食べられた。
自宅にあった世界文学全集や日本文学全集も読むことができて、それは今でも私の世界を豊かにしてくれている。
少ない小遣いだったけど、私は本が好き、本が友達だったから、小学生から本屋に通って本を買っていた。
お金があったから、本屋で本を選ぶ、本を買うことを楽しんだ。お金は足りなかったけど、大人になったら自分のためにお金をたくさん使いたいと思った。
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お金はいつも私のまわりにあった。
お金は私を守ってくれた。
お金は私に楽しみを与えてくれた。
お金は私の両親を通して、私に注がれていた。
親は、愛とお金を私に注いでくれていた。
親はケチだったんじゃなくて、持っているものは全て私に注いでくれていた。
親はケチじゃなかったんだ。