チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香 -17ページ目

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

土曜日の朝は4時起き!

中2の娘のお弁当を作り、身支度をして家を出るのが5時。
5時半に会場入りをして準備をしていると空が朝になっていきます。


今朝も元気な経営者様たちと学びの時間を共有しました。
セミナーのあとに朝食会があるのですが京都は老舗の会社もたくさんあるので有名な会社の社長さんとも色々なお話ができます。


今朝、お隣だったのは観月あられの吉川さん。


伏見の観月橋にあります。

http://www.kyoto-kangetsuarare.co.jp/index.html

いつも仲良くさせていただいている経営者のおひとりです。


試作品などをいつも大量に持ってきてくださるのですが、どれもこれも美味しい!


今朝は海老煎餅を試食させていただきました。


ちなみに。


以前、いただいたのは文字入り!(笑)


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ゴルゴ13のクッキー。


わたしにはこのセリフを、と(笑)


俺の背後に立つな。



わたくし、そんなに危険な女子ではございませんが(笑)



そんな吉川さんのお隣で朝食をいただきながら、話していると吉川さんが『ちゃんと寝てる?心配してるねんで』と。



Facebookのコメントなどを見て寝る時間が短い!と心配してくださっていたのです。


何気ない会話の中で、こんな風に普段のわたしの睡眠不足を心配してくださっている方がいてくださる。


優しい思いやりに心からありがとうございます!という想いになりました。


そんな経営者様たちと過ごす時間。


わたしの中では寒くても眠くても今週も参加できるのは皆様のおかげなのです。


思いやり。


わたしも周りに対してもっと持ちたいと思った朝でした。


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ドンキホーテというお店。
一度は皆さんも行ったことがあるお店のひとつではないでしょうか。

Yahoo!ニュースでもピックアップされていますが、ドンキさんにはPOP職人という仕事があり凄腕のPOP職人さん達が店内の手書きPOPを作っていらっしゃいます。

単にPOPと思いがちですが実はあの小さな範囲にはサービスの集約された言葉が書かれていることが多いのです。


選ばれるお店のひとつに
「選びやすさ」というものがあります。

それは、お客様が「欲しいな」と思う言葉や「いいな」と立ち止まる言葉。
そして「オッ?」と手に取りたくなる言葉が明確になっているのです。


POPですから長々とは書けない。
なのでインパクトのある言葉でしっかりと伝えているのです。


これはお客様のお買い物をサポートする役割のひとつでサービスの一環になります。


単に売りたいから書くのでは売り手の想い先攻です。
例えばドンキさんやビレッジバンガードさんのPOPは売り手側の想いだけではなくお客様の何が知りたい?何が気になる?を先手で伝えてくれています。


これも「おもてなし」のひとつですよね!



先日、ビレッジバンガードさんに行っていたのですが
面白いPOPがありました。


おすすめの本が平積みになっているのですが
そこで見かけたPOPは思わず手に取ってみたくなる言葉が書かれていました。

「おすすめです!!!なぜならうちの社長がこれはおすすめだ!!いい本だ!と言っているからです」


思わず「えっ?」となったPOP。
しかしなんて素直なんだろうと思うと同時にビレッジバンガードさんという素晴しい店舗の社長さんがおすすめ!というのだから・・・と手に取るわたし(笑)


しかも観察していて発見したのは、その本を手に取る人が多いこと、多いこと(笑)


わたしと同じように思わず手に取ってしまったのかもしれないですね!


フックするといいますが、思わず手に取ってしまいたくなる楽しいPOP。
お買い物を楽しくする、サポートするために欠かせない小さな存在でありながら大きな役割を持っている存在。


小さなカードのなかには、「想い」が詰まっているのですよね!

気持ちを込めて書く、作る。
これもお客様のことを考えてこそ、できることです。
さて!お客様との対話を楽しんでいますか?と尋ねると
「もちろん!」という方もいれば「できていないです」という方もいらっしゃいます。

営業でも販売でも接客に繋がる仕事をしていく上では
お客様との対話は避けて通れない部分です。
対話と言うとコミュニケーション力が無ければ出来ないと思われがちですが決してそうではありません。

もちろん、コミュニケーション力はあった方が良いのですが「お声かけ」は誰でも簡単にでき、お客様と仲良くなれる方法のひとつです。
しかし接客販売に慣れてくると商品の知識等、専門的なスキルが優先され、それがお客様にとって良いことだと勘違いしてしまいがちです。

対話とは一方的に自分の知識を述べる場では無く
お客様の話を聞いて応えながら相手の考えや悩みを聞きだし此方側から提案して一緒に考えながら話をする。
そこに辿りつくまでに必要なのは商品以外の対話をしてヒトとなりを知っていただくこと。

今を共に共感できる会話はお客様との共感性を生みだします。
そこで誰でもできるのが「プラスαの声かけ」です。
難しいことでもなく「今日は寒いですよね!」でも構わないのです

いらっしゃいませ、は誰でも言える言葉ですが
それと同じようにもうひとつだけプラスαすることで親近感は増します。
些細なことですが、これがなかなかできていない。

小さなことを大切にする会社や店はお客様のリピーター率も高くファンつくりが上手です。まずは自分がやってみる。それが全体に広まった時、電話の応対ひとつ、接客のお声かけひとつが変わりお客様満足度が上る。

プラスαの声かけ実践、社内外を問わずしていきたいですね!