皆様、こんにちは(^▽^)/
カウンセリングサービス の、小川のりこです。
よろしくお願いいたしますね。
お知らせ
4月7日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言がようやく解除され、全国で少しずつ元の生活に戻ろうとしていますね。でもそんな中、一部地域で集団感染が起こっていたりと、まだまだ油断できない状況です。
我が社でも、4、5月の面談は『ZOOM』のみという形で対応することになっていましたが、
新型コロナウイルス発生の感染症への対策について
まだカウンセラーになる以前、私はカウンセラーというのは、”悩む人に的確にアドバイスをする人、出来る人” と思っておりました。
ところがどっこい (ノ゜⊿゜)ノ
自分がその立場になってみると、実は、
人に何かをアドバイスなんて、そんな大それたことをしているわけではなくて、実は、お客様の話をじっくり聴かせて頂いているだけなんですよね。ただ、第三者の立場として聴けるので、渦中であるお客様からは、見えないこと気づいていないことを伝えられるだけなんですよ。
本人は悩んでる当事者であり、なかなか冷静に考えられないことも当然多いから、話すことでまずはしっかりご自身が頭の中を整理していく必要があるんです。
もちろんカウンセラー側は、しっかり聴くための技術や学びが必要ではありますが、お客様が抱えていらっしゃる多くの出来事やその時の思いを聴くことで私たちは、
そうやってカウンセラーとして長く多くの方たちのお話を聴かせて頂いていると、昔私があまり気づかなかったことに気付きます。
それは、
相手がそういう言動、行動を起こしてしまった理由。
です。
例えば、
俺はあまり人なんか信用してない。
という人がいました。
以前の私は、「へぇ・・・。」って思う・・・だけだったんです。
もしくは、「なんで?」と思っても、聞き返す発想がありませんでした。
例えばある人から、ある男性に対して、
あいつ女好きやしな。
と聞いたら、以前なら、「そうなんだ・・・。」ってそれをそのまま鵜呑みにしていました。
でも今なら、前者なら、
「そこまで思うようなことがあったん?」「何があったん?」「どうしたん?」
って聴くかもしれません。聞かれたくないようなら、「きっと何かあったんだろうな。」って解釈しますし、
後者でもやはり、
「 ”女好き” だなんて、どうしてこの人はそう思ったんだろう。彼自身が言ったんだろうか。」
「彼は、誰かにそう思われてしまっていること、知っているのかな。」って思います。
人が言う言葉や行動には必ず理由があって、ここにはその人がなかなか堂々と言えない理由もあるんですよね。
でも私たちは、相手の返答が強烈だったり、ただ黙っているだけだと、その言葉や態度をそのまま受け取ってしまうことがあるんです。
要するに、本人からしっかり話を聞かなきゃ、事実は分からないということなんですよね。
よくある光景かもしれませんが、子どもが何か問題を起こしちゃった。
「なんでこんなことしたの!?」
って親や周りが言ってもその子は黙ったまま。
「黙ってないで何か言わないとわからないでしょう。」
それでも子供は黙ったまま。
子どもにだって何か起こった時、そこにもやっぱり何か理由があるんですよね。
黙ってしまうのは、その子にとって言いたくないことかもしれないし、言っても怒られるだけだって思うようなことかもしれないし、また言うことで親を更に心配させてしまうと思って黙ってしまうのかもしれないし、黙ることで何かを守ろうとしているのかもしれません。
私たち親はすごく心配だし、分からないから不安で、どんどん追求したくなることだって当然あるんですよね。
でもね。
私たちは、その起こってしまった事実、言われてしまった事実、黙っている態度など、目に直接映る行動や聞いてしまう言葉に振り回されてしまうんです。
すると起こったことに焦ってしまうし、言われたことに傷ついちゃうし、黙っていることにイライラしちゃうね。
だから、
「どうしたの?」「何があったの?」
という、
”あなたのことを理解したいです。”
”あなたのことが心配なんです”
という、親の 愛情 もなかなか伝えにくくなるの。
こういったことは人間関係でも子育てでもありとあらゆるところに起こりがちです。
社会だと、会社の人たちや、近所づきあい、友人関係。
子どもだと、きょうだいげんかや、子どもの癇癪などですね。
でもどんなに子どもが怒っている時でも、泣いて叫んで癇癪起こして、大暴れして・・・。
もしくは何を言ってもだんまりで。元気なくて・・・。
どんな時でも、その子が、人が思っていることは共通しています。
お父さん、お母さん、わたしたち(ぼくたち)を分かって!
誰か助けて!
なんですよね。
日ごろいろいろと忙しくしている私たち親は、何から何まで完璧になんて出来ないし、そんな子どもの声を全て拾ってあげることも出来ません。出来なくて当然です。
でも、何か起こった時は、
どうしたの?
と、出来る限りは聞いてあげたいものですね。
もちろん、余裕がある時でいいんです。
優しく聞いて、彼らの本当は言葉に出来ない悲しさに対し、声掛けという愛情 を見せてあげると、例えしばらく黙っていても、こちらも黙って話をするまで待っていることで、話すことは案外多いものです。
私も経験があります。その日息子はいつもよりあまり話さなくて、とにかく黙っておとなしくしていました。何を言っても短く応答する程度で、すごく不愛想だったんですよね。
どうしたの?
そう言うと、息子はそれでも黙っていて、「別に・・・。」と。
「なんでもない。」「ええって。」とうざったく。
話したくないのかなとしばらく様子を見ていたのですが、やっぱりいつもと違うんですよ。だからといって、私から遠く離れるわけじゃなく、近くで本を読んでたり・・・。
だからもう一度聞きました。
どうしたの? すごく気になるよ。ママはあなたがすごく大好きだから心配です。
教えてくれる? それとも話せない? 話したくないの?
それでも黙っていて、
「じゃあ無理やりこれ以上は聞かないけど、あなたが悩んでることなら、怒ることはママはしないよ。心配かけまいとしてるの? ママには心配はかけていいんだよ。いつでもちゃんと話を聴くからね。」
と言って、その場から去ろうとすると、黙ってぽろぽろ泣き出しながら、ようやく少しずつ話しました。
この時はクラスのやんちゃな男の子ともめているらしくて、つらくて学校へ行きたくないという話でした。
私たちは目に見えないものよりも、目に映るものをそのまま信じてしまいがちです。でも本当はそこで誤魔化されてしまうことは多いんですよね。
私も昔の傷まみれの自分ならきっと、息子の黙ってふてくされてるという見方をしてしまい、その態度だけで、「何とか言いなさい。」とか「黙ってたら分からんでしょう。」とか。もしかしたら、「いい加減にしなさい。」まで言っていたかもしれません(◎_◎;)
例え目に映るものが、ひどい行動や言葉でも、真実はどうか分かりません。
そこで、”どうしたんだろう”、”何が起こってしまったんだろう” と、何かきっとこの人、この子なりの大事な理由がそこにあるのだろう。
そういうふうに考えると、また全然違う真実が見えてくることって多いと思います。
目に映るものだけで判断されないようにしたいものですね。
(わたくしのカウンセラーを目指した理由など、紹介文でございます。よろしければ、お寄りくださいね。)
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(我が家に起こった、子どもと旦那様との騒動や事件、日々お母さん業奥様業をしていて感じたことを、そのまんま盛ることなく、カッコつけることなく、赤裸々に書かせて頂いております。こちらもよろしければ、お越しくださいませヽ(*^^*)ノ)
7月17日
カウンセラーが担当いたします。
優しくて、とても話しやすいカウンセラーです(*^^*)
よろしくお願いいたします♪
お知らせでございます
隔週土曜日で 「魅力UP術」担当です
その中で、公開カウンセリングもしております。
恋愛テクニックと書かれてありますが、男女間の心の動きや心理的な働きをたくさんお話しています。いつまでも仲のいい夫婦の目線でも、参考になると思います。
こちらもよければ、お越しくださいね\(^▽^\)(/^▽^)/。