【咎狗】世界の知らない2人であるように【ケイアキ/小話やらかした】 | Ruder!!

【咎狗】世界の知らない2人であるように【ケイアキ/小話やらかした】

















いつかの昼下がり。
モノクロの広がる自分の部屋で寛いでいると、突然、前触れもなしに隣にいた彼が、ねえ何で地球は丸いか知ってる?と話を切り出してきた。いや…分からない、どうして丸いのかケイスケは知っているのか?そう聞くと、彼はそっと髪を撫で付け、微笑んでみせた。

アキラとオレが離れてしまっても、また巡り逢えるようにだよ。と答える。なんて神秘的なことだろう、オレとアキラは世界に結ばれているんだよ。撫で付けていた手はしっかりと頭を固定し、小さく口付けた。まるでこの世界に誓いをするように。

世界に結ばれるのはいつまで続くんだ。問うと彼はうっそりと笑ってこう言う。


ずっとだよ。










その言葉を思い出しては寂寥と後悔の念が込み上げてくる。あの時イライラしていたのは自分に、だ。ケイスケに当たるなんて、ただの八つ当たりだ。それで傷付けた。




なあ、オレとケイスケは離れてしまった。さあ世界、早くケイスケに巡り逢わせてくれよ。





(そんなことしてくれない)(知っているのに)
















ねえ、何で地球が丸いか知ってる?









アキラが独り、隅で泣かないようにだよ。




















世界の知らない2人であるように















(なに探してんの、アキラァ…)
(……ケイスケ、)



Fin.


中途半端(^O^≡^O^)六話~七話にかけて。
ケイアキケイ好きです…(^O^≡^O^)黒スケェ…
突発的すぎてどうしようもない^O^
恥ずかしくなったら消します…(^O^≡^O^)