今回は、人間がATP(アデノシン3リン酸)を生成する工程(糖代謝)と、進行性のおびょうきについてです。

 

ATPは、エネルギーカプセルといった方がイメージしやすいと思います。

人間は、有機物(≒肉)をまとったロボットと言ってよいでしょう。

その生命活動の元になるエネルギー(カプセル)がATPです。

心臓などの内臓を動かすのだって、目や耳が取得した情報を脳に送るのだって、手足を動かすのだって

全てこのエネルギー(カプセル)があるから活動可能なのです。

 

人間がエネルギーカプセルを作り出すには、ざっくりと言えば

 

A.呼吸で取り込まれた酸素と、食物摂取で取り込んだ糖を元にして、

ミトコンドリア32個(分子)エネルギーカプセルゆっくりつくる方法

B.体内に備蓄されている糖(ブドウ糖)をダイレクトに分解して

2個(分子)エネルギーカプセルと乳酸を即時つくる方法

 

の2種があります。

ミトコンドリアの機能

 

前者A好気呼吸、後者B嫌気呼吸(解糖系)と言います。

生成量で比較すればAが効率的です。32:2ですから。圧倒的です。

 

そういうことならAでオール解決!なんですが、

Aで登場するミトコンドリアには、特徴的な働きがあります。アポトーシスです。

 

アポトーシスは、生体に不必要で有害な細胞を自死させる働きです。

放射線照射(被ばくとか)によるDNAの損傷などで、不正で有害細胞が出来た場合の措置です。

(が・ん細胞)が顕著な例です。

 

健康体の人でも、(が・ん細胞)は常時できますが、それが増殖転移しないのは、

アポトーシスにより有害細胞を排除するメカニズムが機能しているからです。

破壊と再生というか、スクラップandビルドですね。

 

ミトコンドリアが正常(良好)に活動している=アポトーシスが正常に機能しているということです。

 

(が・ん細胞)が増殖転移した人が身近にいる、という方もおられるでしょう。

それは、(が・ん細胞)がミトコンドリアの機能を低下させた(乗っ取った)ことによるものです。

アポトーシスが機能しない、つまり有害な(が・ん細胞)を破棄できなくなる、ということです。

 

なお、(が・ん細胞)にもミトコンドリアは存在します。

しかしながら、変異した異常状態になっているため、アポトーシスが機能しません。

厄介なことに、(が・ん細胞)付近の免疫細胞内のミトコンドリア

徐々に変異が進んで(乗っ取られて)免疫機能が正常動作しなくなります。

免疫機能も、有害細胞の破棄も ダメ という事態です。

 

エネルギーカプセルの観点でみると、

ミトコンドリアが正常に機能しないということは、Aタイプの生成方法が使えないということです。

そうなると、非効率的なBタイプでしかエネルギーカプセルを生成できなくなります。

 

Bタイプの生成しか選べないということは、エネルギーカプセルの生成効率が極端に低下しますから、

生命活動を維持するためには、糖を分解し続けてエネルギーカプセルを生成するしかありません。

そうなると、体内に蓄積していた糖を大量に消費し、どんどん痩せ細っていく結果になります。

 

同時に、(が・ん)化した細胞をアポトーシスで排除できなくなるわけですから、

(が・ん細胞)は付近の細胞を乗っ取りながら増殖し、

リンパなどを通って別の個所に転移し、また増殖を繰り返すという悪循環ループに陥ります。

 

詰まる所、ミトコンドリアの良好な活動と健康状態には密接な関係があるわけです。

 

(が・ん細胞)にとって、ミトコンドリアは天敵です。

ミトコンドリアが息を吹き返せば、(が・ん細胞)をアポトーシスで消滅させることが出来るという裏返しでもあります。

 

だからこそ、ミトコンドリアの活動を促進させるネオヒーラーの出番ということになります。

ただ、(が・ん)でお悩みの方にネオーヒーラーをあてると、兎に角むちゃくちゃ痛がります。

施術師も狼狽えるほど、痛さに耐えなくてはならないケースが多いです。

 

かつ、このような方は、月に数回程度の施術では到底追いつけません。

進行性のおびょうきを患っている方の場合、進行状態に追い付け・追い越せになりますから、

可能なら毎日、ご自宅でご家族に施術をしていただきたいのです。

 

週に3、4回施術を受けに来てください、とはさすがに申し上げられません。

そうなると、購入可能で自分の施術道具になる ネオヒーラー がベターなのです。

 

可能であればほぼ毎日、少しの時間でもご自宅でご家族にネオヒーラーを使っていただき、

その合間に適宜、近隣のネオヒーラーサロンでの施術を受けていただく、これがおすすめです。

 

ちなみに、Bタイプの生成も、日常生活で発生することはあります。

よくあるパターンは、100m全力ダッシュした直後、このようなケースです。

 

全力ダッシュでエネルギーカプセルを一氣に大量消費した場合、

そのリカバリに、生成時間がゆっくりのAタイプでは賄いきれません。

 

大昔だったら、疲労のピーク時に獣に襲われて命を落とすことだってあり得ます。

そうなると、即時回復タイプのBタイプで対処するというパターンです。

 

長々と書きましたが、簡単にいえば、ジムなどでよく耳にする、

有酸素運動(=Aタイプ)、無酸素運動(=Bタイプ)っていうことですね。

 

〆が難しいので、今日はここまでにします。

 

ミトコンドリアは、太古の昔、海中でしか生活できなかった生物が

酸素でいっぱいの陸上で活動可能になるために

共生することになった寄生生物であることは、また今度お話しましょう。

活性酸素による錆の抑止作用についても書こうかな。

 

遺伝子検査でDNAを調べてもらうと、二つのDNAの診断結果が表示されますよね。

Y染色体DNAと、ミトコンドリアDNAです。そういうことです。