【コラム】2匹ぐらしREAL-はじめましての回(前編) | 【4コマ】恋愛カウンセラー発!2匹ぐらし【コラム】

【4コマ】恋愛カウンセラー発!2匹ぐらし【コラム】

カウンセラーの夫と自由奔放な妻のほのぼの生活。

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4コマの記念すべきその1のタイトルは
「はじめまして」でした。

1コマ目では
「ゆうかちんです。」
「じゅやちんです。」
と始まっています。

2匹ぐらし-その1-1









しかし、僕はふと、思うわけです。

あれ、いつから、
「ゆうかちん」「じゅやちん」なんだろう???

そうです。

僕達は付き合い始めてかれこれ7年が経ちますが、
もちろん初めっから、

「ゆうかちん」
「じゅやちん」

ではないわけです。

「え、あれって漫画用の呼び方じゃないの?」

という方。ごめんなさい。
2匹ぐらしは限りなくリアルな実情でございます。

いまではすっかり、親しい友人から

「じゅやちん」

なんて、呼ばれたりする有様です。

ふと、冷静に考えた時に、
何だかちょっと気恥ずかしいですよねぇ。

「私だったら恥ずかしくて、そんな風に呼べない」

そんな方も多いかもしれません。

思い返せば僕も、最初はずいぶんと、
恥ずかしかったんです。

そしてまた思うわけです。

その「恥ずかしさ」がなくなったのは、
一体いつからなんだろう???

付き合い始めた当時、
彼女は生きることにとっても苦しんでいました。

そこには、

家族との折り合いがうまくいかず…
人を信じられず…
世の中に対して絶望していた…

現在の彼女からはとても想像し難い、
とっても暗い過去がありました。

人はいつか離れていく。忘れていく。
気持ちは変わっていくし、
私が愛されるのは愛されるよう演じているから。
本当の私を、好きでいてくれる人なんていない。

そんな想いを強く強く、抱えていた時代です。
当然、僕は彼女に全く信頼されていませんでした。

彼女の力になりたいだけなのに、
近づけば拒まれ、「偽善者」とも呼ばれました。

「いったいこんな私のどこが好きなの?」

何度も何度も、言われました。

「そんな君の全部が好きなんだ。」

何度も何度も、伝えました。

なんにも出来なくて、なんにも言えなくて。
ちょっとだけ離れた距離で、ただ一緒に、
悲しい気持ちを感じていたのを思い出します。

「どうしたらいいかわからない」

そんな時間を彼女とたくさん過ごしました。
僕がまだ専門学生だった頃のお話です。

ある事件をきっかけに、
一度、2人が別れたこともありました。

僕は彼女に向かって、初めて、

「最低の女だ!!」

って言いました。
それを聞いた彼女は当然、

「ほら、やっぱり!」

って、僕から離れていったんです。
とても最悪な気分でした。

別れてしまった2人はどうなってしまったのか?
来週に続きます

ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ