メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 ブラームス ドイツ・レクイエム | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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そう言えば、メンゲルベルクのブラームス ドイツ・レクイエムは聴いたことあったかな?

そう言えば、後半にカットがあるから全曲の完全盤ではないのだとか言う記事は読んだことがあった気がします。

 

でも、メンゲルベルクとブラームス、と言うととてもぴったりくるような気も。

などと思いながら、YouTubeとiTunesを見てみると何方にも音源がありました。

 

かなりゆったり目のテンポで静かに重々しく開始する音楽。

1940年のライヴ録音としてはかなり聴きやすい録音だと思います。

やはり、とてもロマンティックな演奏。テンポの動きも大きいのですが、時折聴かせるピアニッシモから湧き上がるように盛り上がるクレッシェンドには凄まじい底力のような物が感じられます。バリトンのマックス・クロースの歌唱は柔らかい声質が私は好きです。ジョー・ヴィンセントの歌も情感豊か。

後半の劇的な表現とともにこれぞメンゲルベルクの面目躍如と言った演奏。

 

何故メンゲルベルクが世界の4大指揮者の一人と言われたのか

何故コンセルトヘボウが世界最高のオーケストラと呼ばれたのか、

そんなことが良く納得できる演奏だと思います。

オーケストラの表現、コーラスの表現どれもが最近の演奏とはまったく違ったものを感じさせる演奏。時代遅れなのかも知れませんが、もの凄い説得力のある演奏には違いないと思いました。

 

このコンサートを生で聴きたいな、等とで気もしないことを夢想してしまったのでした。

 

 

 

Brahms: Ein Deutsches Requiem, Op.45

ウィレム・メンゲルベルク指揮
ジョー・ヴィンセント(s)
マックス・クロース(B)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
トーンクンスト合唱団
1940年11月7日、コンセルトヘボウでのライヴ

 

 

 

 

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「ぼく、のこと、ひみちゅ」
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秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
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貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
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