今月は何だかワグナーばかり聴いている感じがします(笑)
まあ、楽劇全曲を聴く元気はないので、ほとんど管弦楽曲集ばかりなのですが。
今日は、しばらく前にApple Musicでダウンロードしていたハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団による「Wagner: Orchestral Works by Hans Knappertsbusch」と言うアルバムを聴きました。(アルバムに収録されているほとんどは聴いたことがあるものだったり現在もライヴラリーの中にあるものだったりだと思われますが、2022年リマスターとなっていましたので音質も良くなっているのではないか、という期待もあり…)
思った通り聴き応えのある演奏。音質もなかなか良い感じです。トスカニーニのビシビシと決めていく音楽とはまったく違ういきかたの音楽ですが、悠然と構えた中から得体の知れない情感を描き出していくその手さばきはこの指揮者以外からは聴くことのできない凄みを感じさせてくれます。この人もまたトスカニーニと同じように歌劇場でデビューし歌劇場から育ってきた音楽家です。そしてそこで特別な存在と認められた幾人かの中の一人、なのです。ワグナーを愛し、ワグナーを振らせてくれるなら何も要らないというくらいに打ち込んだクナッパーツブッシュの真骨頂。やはりクナッパーツブッシュにはワグナーが似合います。
こちらから、アルバム「Wagner: Orchestral Works by Hans Knappertsbusch」全曲お聴きになれます。
gner: Orchestral Works by Hans Knappertsbusch
好評発売中のそえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズの第3弾が出版されました!!!
(表紙画像公開されました。正装した凜々しい貴公子ヴォルフと可愛いルートルフ!)
赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録3
ルートルフ、ついに正体がバレる!?
7か月かけた数々の発明により困窮する領地を救ったベルシュマン男爵家の兄弟コンビ。ようやく安定した長閑な生活を満喫する一家のもとに、王都の父から手紙が届いた。内容は建国記念祭を見に王都へ来ないかという誘いだった。ウォルフとルートルフは家族と伴に王都へ行くことを決める。
しかし数日後、王都への道中、ルートルフは妹のミリッツァと一緒に謎の男たちに攫われてしまう。護衛の助けが間に合わない絶体絶命の状況に、ルートルフは勇気を振り絞り……!?
さらに、自分が別世界の『記憶』を持っていることをこのまま隠し続けるのは難しいと考えたルートルフは、兄以外にも秘密を打ち明けることを決意して――。
新展開の数々に目が離せない、頭脳派1歳児の本格異世界ファンタジー第3弾。
そえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズ 1 、2 絶賛発売中!!!
下記リンクから、一部試し読みできます。
赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録1
赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2
不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?
ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。
ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!
貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。
刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先
二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ
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