野々村彩乃 「大きな古時計」情感のこもった歌が心に染み入るようでした | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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クラシック音楽を中心にした好きな音楽と読書感想、日々の雑感などを思いつくまま気まぐれに書き綴ります

 

今日は本当は別の内容の記事を書こうかと、その情報を集めるために、とYouTubeをなんとなく覗いたのです。

しかし、YouTubeを開いてまず目に飛び込んできたのが、野々村彩乃さんの歌う「大きな古時計」でした。

 

懐かしい歌です。大学の合唱団では何かの機会に集まると必ず歌う、所謂「愛唱歌」。いろいろあった「愛唱歌」の中でも、もしかすると一番歌ったのではないかと思う曲の一つです。そういえばしばらく歌っていないな。もしかすると聞く機会もあまりなかったかもしれません。

 

久しぶりに触れる「愛唱歌」は色々な思いを連れてきてくれます。懐かしいこと。楽しかったことや嬉しかったことばかりではなく、ある意味思い出したくないことまでもあったりします。悲しかったこと、辛かったこと、恥ずかしい思い、……、そんなことすべてを含めて懐かしく、とても懐かしく……。

 

おおきなのっぽの古時計
おじいさんの時計
百年 いつも動いていた
ご自慢の時計さ
おじいさんの 生まれた朝に
買ってきた時計さ
いまは もう動かない その時計

百年 休まずに
チク タク チク タク
おじいさんと いっしょに
チク タク チク タク
いまは もう動かない その時計

何でも知ってる 古時計
おじいさんの時計
きれいな花嫁やってきた
その日も動いてた
うれしいことも 悲しいことも
みな知ってる 時計さ
いまは もう動かない その時計

うれしいことも 悲しいことも
みな知ってる 時計さ
いまは もう動かない その時計

真夜中に ベルがなった
おじいさんの 時計
お別れのときがきたのを
みなにおしえたのさ
天國へのぼる おじいさん
時計とも お別れ
いまは もう動かない その時計

百年 休まずに
チク タク チク タク
おじいさんと いっしょに
チク タク チク タク
いまは もう動かない その時計
いまは もう動かない その時計
 

 

彩乃さんの歌は何時にも増して高い声は伸びやかで、その上に深い情感を感じさせる表情が魅力的です。

 

今日はこの歌を聴いたことが一番の収穫、でした。

 

 

聴いているうちに何の記事を書こうとしていたかも忘れてしまいました(笑)

 

 

 

 

 

 

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