ネヴィル・マリナー指揮 モーツァルト レクイエム とても自然に歌われるレクイエム | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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クラシック音楽を中心にした好きな音楽と読書感想、日々の雑感などを思いつくまま気まぐれに書き綴ります

 

昨日のミサ曲ハ短調に続き今日はレクイエムを聴いてみようかなと思いました。

 

思ったのは良いのですが・・・、さてどの演奏にしようかとなると、

ちょっと迷います。

 

若い頃良く聴いていたのはカール・ベーム指揮ウイーン・フィルの演奏でした。しかし最近はこれはちょっとテンポが重たすぎてついて行けないというような気がします。

 

わりあい最近よく聴いていたのはカラヤンがウイーン・フィルを指揮した1960年のライヴ録音。これはテノールソロがフリッツ・ヴンダーリッヒだという事で購入したディスクでした。演奏もなかなか良くて気に入っている演奏の一つです。

 

 

でも、今日は何か違った演奏を、と言う事でこれもちょっと前に中古で購入しCDを取り出しました。

 

サー・ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ による1991年の録音。

 

モーツァルト レクイエム ニ短調 K. 626
シルヴィア・マクネアー - Sylvia McNair (ソプラノ)
キャロリン・ワトキンソン - Carolyn Watkinson (アルト)
フランシスコ・アライサ - Francisco Araiza (テノール)
ロバート・ロイド - Robert Lloyd (バス)
アカデミー室内合唱団 - Academy of St. Martin in the Fields Chorus
アカデミー室内管弦楽団 - Academy of St. Martin in the Fields Orchestra
ネヴィル・マリナー - Neville Marriner (指揮)

 

とてもすっきりとした演奏です。重苦しさは全く感じさせずとても自然に歌われるレクイエム。しかし、それがこの曲にとても似合っているように思われます。そう、モーツァルトはどんな時でも深刻な顔などしなかったはずですから。特別にもったいぶった表情や重たい表現をしなくても、自然に、普通に歌うだけでこの曲は聴く者の心を強く揺らす力を持っているのです。

 

そう言えば、昨日のハ短調ミサを演奏していたウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサンのレクイエムもYouTubeにありました。これもなかなかの好演。(まあ、昨日のハ短調ミサ程の衝撃は受けませんでしたが(笑))

 

それから、カール・シューリヒト指揮ウイーン・フィルの1962年の録音も聴きました。

これもなかなか良い演奏だとは思ったのですが・・・

 

やはり、今日の気分はサー・ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、でした(笑)

 

 

モーツァルト:レクイエム

 

 

 

 

 

 

 

 

そえだ信「臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい」

「掃除機探偵の推理と冒険」に続きこちらもよろしくお願いします。

4編の倒叙ミステリーからなる連作中短編集。ユニークなキャラクターが魅力的です!

 

ツイッターに感想がよせられています!

 

「・・・相手を援護(まも)ろうするトウコと、余計なことを言う彼女を黙らせたい犯人。両者のやり取りがクセになるミステリである。」

 

 

「昨日の予告通り、そえだ信 さんの『臼月トウコは援護りたい』の感想を、ブログにアップしました。 もうちょっと素直に読んでも良かったかも、という気もしないでも無いですが、私のようなヒネクレ者にも楽しめる、良い作品です。」

 

 

「そえだ信「臼月トウコは援護りたい」面白かった。 被疑者の無実を証明しようと証言を剃ればするほど、被疑者のアリバイを崩していくキャラクターにまつわる、すっきりするミステリ短編集!」

 

「掃除機探偵面白かったので購入。 完璧なアリバイを用意して犯行に及んだ犯人たち。雇ったばかりの臼月トウコの援護によって追い込まれていく連作倒叙ミステリ。 風変わりのキャラと独創的なトリックの面白さが際立っていて、楽しめました。」

 

「「臼月トウコは擁護りたい」、読了!倒叙モノの醍醐味の一つに犯人の焦燥感があると思うのですが、本作はこれが思う存分に楽しめて良いですね。使えないバイトとして犯人の目の前に出現する上に、自分の犯罪の弱点はきっちり刺してきて、クビだ!!!にいたる様式美が好き。ドラマにも向くのでは?」

 

「『臼月トウコは擁護りたい』読んだぜ。 北海道(主に札幌)を舞台にした連作倒叙。犯人が上手く警察の追及を避けられたかな、ってところにふらりと「そうですよーこの人が犯人なワケないじゃないですかー」と加勢しに来たかと思ったらスーパー余計なことを言って急転直下事件を解決しちゃう臼月さんは」

 

 

こちらで第一話全文無料で読めます。

 

 

 

 

 

 

臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい

二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ

 

 

 

文庫版「掃除機探偵の推理と冒険」発売中

 

 

 

 

 

掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA)

刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先

 

 

解説者は、辻真先さん。とても素敵な解説でした。ぜひご一読下さい。

 

 

 

 

 

そえだ信、いよいよ国際的作家に?(笑)

 

タイの次は、台湾、でした。